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2015中学受験生のために【004】 聖学院の人気のわけ②

☆聖学院の人気のバロメータの1つは、説明会の度に行われた「思考力セミナー」である。回を重ねるごとに参加者が増え、最終回は70人を超える申し込みがあった。

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レゴを活用した思考力セミナーで配布される。受験生の多くは入試本番でお守りとしてぶら下げて臨む。

☆このセミナーは、入試の1つである「思考力テスト」の対策講座である。入試問題は学校の顔であるから、教科の入試問題の対策講座があるのなら、思考力テストの対策講座も必要だろうということで2年前に立ちあがった。

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☆当然なのであるが、果たして他の学校でやろうと思ってできるだろうか?実はできない。というのも、思考力テストは、プロジェクト型の授業やプログラムを、通常行っているからできるのであって、一般的な一斉授業しかやっていないところでは、できないのである。

☆公立中高一貫校で行われる適性検査と同じかという質問をよくされるが、似て非なるものである。適性検査は、簡単に言うと、複数の応用問題を配列しているだけだ。1つひとつの問題の思考過程を問うものではない。

☆ところが、思考力テストは、一つのテーマについて考える過程を問うていくのである。だから、どこでつまづき、どういうヒントを提供すると、先に進めるか進めないかが採点する側にわかるのである。

☆栄光や麻布の社会のような主題編成型テストに似ている。もっと梯子をていねいにかけているが。

☆それはともかく、才能の広がり、可能性を判断できるテストである。

☆なぜそんなことが出来るのかというと、今回の思考力テストはまだ非公開であるが、先生方に聞くところによると、採点の方法にカギがあるようだ。

☆採点は、4人の教師が、受験生1人ひとりの答案を、いろいろな角度から話し合いながら評価をしていく作業だという。答と点数だけで切ってしまうのではなく、その間の考える過程を、ふだん聖学院が行っているルーブリックという評価基準表のようなものを作成して行っていくようである。

☆時間はかかるが、合格した生徒が入学したとき、どのように1人ひとりの成長を促すか学びの戦略が同時にわかるという。

☆こんな見識を持った教師がなぜいるのか。それは、米国大学や高校の留学経験者がいて、米国の評価を学校内でシェアできる「学習する学校」だからである。

☆思考力テストは通常のプロジェクト型授業のエッセンスである。その授業を取材したので、その記事はこちらからご覧いただきたい。

聖学院 本物教育で人気(2)

聖学院 本物教育で人気(3)

☆なお、3月21日に行われる「21会 第1回思考力セミナー」は、21会校メンバーである聖学院の先生方も参加し、特にテキストの編集リーダーは、聖学院の本橋先生である。

☆ぜひ、参加してみてはいかがだろうか。新6年生は、学びの達人への第一歩を踏み出せる。ここで学ぶ思考力は、すべての教科の応用問題を考える時にも役に立つだろう。

参加申込みは→こちらから

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