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2015中学受験生のために【008】 慶應中等部の問題で、なぜ「思考力」なのか考える④

☆次の社会の問題も実におもしろい。

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☆一般に、降水量や気温の変化グラフはよく出題されるが、この問題は季節による河川の流量の変化グラフを推理する問題。

☆日本海側は、冬降水量が多いが、自然現象の因果関係を推理すれば、河川の流量にはそれは反映しないことはすぐにわかるだろう。

☆この問題も

1)降水量と河川流量の比較

2)両者の因果関係

☆を考えるという意味では、社会の解法のテクニックのバックヤードの真正の「思考力」を直接試す問題になっている。

☆このような社会の問題や国語の記述式問題のように、解法のテクニックとバックヤードの真正「思考」のテクニックが一致している場合もある。

☆しかし、受験勉強という場で、すべて「解法のテクニック」のトレーニングと認識されてしまうために、バックヤードの真正「思考力」が認識されない。これが教科の壁を乗り越えられない大きな原因の1つ。

☆グローバル教育の中で、「教科」というのは、普遍ではない。国によって違うのである。つまり、「教科」は学びの「固有の領域」ではなくて、歴史的な特性に過ぎない。

☆私たちは、歴史の特性に規定されている。しかし、グローバルな社会では、その規定を解かねばならないときがある。新6年生の未来は、まさに規定されたものを開いたり保守したり柔軟に対応していかなくてはならない。

☆その基礎は、知識を憶えると同時に、真正の「思考力」を学ぶことなのである。

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