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2015中学受験生のために【014】 桜蔭の理科で真正「思考力」を考える④

☆トカゲの朝から夕刻までの生態をグラフと対応させる問いに進む。トカゲを見たことがない生徒は、はちゅ類と哺乳類の比較とあとは自分自身の生活をメタファに考えていく。

Tokage4

☆直感的に解答はでてしまう。やはり、ここではどうしてという理由を説明する問題があるとおもしろい。特に①のトカゲの体温のグラフが波打っている理由は聞きたいところ。

☆生命のグラフであることに気づく生徒は、この前の知識問題で間違っても、将来は楽しみである。

☆問5は、もし自分がトカゲと同じ行動をしたらどうなるかという比較を問うのも一つの方法である。擬似体験を思考の手がかり足がかりにするトレーニングは、興味と関心、好奇心、痛みなどに気づくターニングポイントでもある。

☆もちろん、入試だからそこまで問わないのだろうが、そこを問いかける「思考力テスト」が、かえつ有明や聖学院、工学院の「思考力テスト」。

☆そして、それがグローバル教育で投げかけられる世界標準の問いのクオリティなのである。

☆つまり、問いには質の違いがあるというのが、世界各国で行われているグローバルラーンニグのスタンダード。

・matter

・personal reality

・external reality

・dense qustions

☆このように、問いのカテゴライズがされている。どれも必要だが、日本では、一般に、matterの範囲の問いかけで終わってしまう。なぜなら、この桜蔭の問題を見てもわかるように、入試問題がmatterの範囲で問いを作っているからだ。

☆欧米の学生と日本の学生がディスカッションしてなかなかかみ合わないのは、欧米の学生は、matterの範囲を超えて問いを投げかけてくるから、日本の学生は思考の回転が追いつけない。

☆そかし、これは能力の問題でも日本人だからでもない。たんじゅんに真正「思考力」のトレーニングプログラムがあるかないかだけである。

☆だから、オーセンティック(真正)な「思考力」教育課程を作ってしまえばよいのである

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