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2015中学受験生のために【020】 中学受験の思考力は大学入試に通じる②

☆今年の東大の日本史の入試問題から。

Todaij

☆「民権」というのは、中学受験生も学んでいる。だから、未来の東大受験準備を考えている子どもは、ある程度できてしまうだろう。

☆しかし、この問題は、成績の良い子ができればそれでよいというのでは、民主主義社会が泣くだろう。

☆「思考力テスト」やそのワークショップなら、すべての子どもたちが、民主的に考えて行動できるようになるきっかけになる問題にアレンジできる。

☆たとえば、最初はパーソナルなことからはいる。ワークショップはプロジェクト型学習だから、出会った生徒がそこでチームをつくっていく仕掛けもある。その過程で、話し合いの時にうまくいかないことを振り返らせる。そのうえで、今の世の中と違う時代の例を話し合う。

☆そして今の時代と比較し、相違点と共通点を話し合う。

☆そんなところで、福沢諭吉の議論の本位という「文明論の概略」の一節を情報として提供するかもしれない。

☆帰国生の生徒と話し合う時には、J.S.ミルの自由論の原文の一部を情報提供するかもしれない。「言論」を英語で言うとどうなるのか?ミルが使っている言葉は何か?などなど面白い疑問がわいてくる・・・。

☆こうして、現代から過去にさかのぼる視野を膨らませてから、この東大の問題をもう一度真正面から考えるというプロセスになるだろう。

☆もちろん、情報が少なすぎるが、時代のパースペクティブを過去にそして未来につくることはできるだろう。

☆時代のパースペクティブをイメージする際に、「マギ」や「ワンピース」を読んでいる生徒となら、5つの89年の話は、想像をたくましくして語り合うことができるだろう。

☆1689年、1789年、1889年、1989年、2089年。時間があれば、この5つの年代をサーチして調べてもらう。もっとも2089年は、未来の話であるから、確証のない情報が満載されていて要注意であるが。

☆しかし、これで、東大や一橋の社会の問題は、ある程度考える足場ができる。そしてこの足場は、受験生のみならず、民主的社会のメンバーが全員シェアすべき発想である。

「21会 第1回思考力セミナー」で、さぁ、君も学びの達人

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