JBプレスで、アルザス・欧州日本学研究所(CEEJA) 紹介される
☆10年以上、毎年訪れてきたが、いつもヨーロッパの啓蒙思想の雰囲気を肌で感じてきて、ここに≪私学の系譜≫の1つがあると認識の更新をしてきたのだが、そのときいつもストラスブール大学やCEEJAで活躍されている徳江先生に知の旅の誘いにつれて行っていただく。
☆フランス人の大学生や大学院生もサポートしてくれる。最初にあったアントナンさんは、今ではストラスブール大学の村上春樹研究家として准教授。この間、NHKの村上春樹の世界特集でインタビューで流ちょうな日本語で話していた。
☆徳江先生や今はビザの関係でトルコに帰国しているメルテムさんからは、CEFRのシステムについていつも教えてもらう。そして、言語の世界標準が、思考の世界標準であることに気づいたのは、フランスの青年のみんなと話していたときだった。
☆日本で世界標準の考え方がなじまないのは、自然法的、つまりJ.J.ルソー的発想が明治政府によって捨てられて以来なのである。
☆英米法では、まだまだ自然法論的発想があるのだが、日本はそんなものは存在しないという法実証主義的発想。だから、世界標準というコモンセンスには到底達成できない。
☆それにしても、私の語学オンチは、ついに直らない。フランスに行ってもロサンゼルスに行っても、日本語が通じる外国人がいつもサポートしてくれる。
☆あるいは通訳の方が優秀で、あなたの日本語は通訳しやすいと褒められるから余計語学オンチ。日本にいると、君の言っていることは何言っているのかわからないと言われるが、異文化理解とはこういうものかな。
☆私のことはともかく、海外で単身、日本と海外の文化や知の架け橋をして活躍している女性に出会うたびに、頭が下がる。
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