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富士見丘 学びのワンダーランド(了)

☆富士見丘の生物授業で、プレゼンの学びを行っているのをみて、感心したことが3つある。

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☆1つは、プレゼンを聞く姿勢が、一斉授業と違うということである。それは3人でチームを形成している空間になっているから、聴きながら洞察を3人でするのである。

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☆つまり、じっと聞いているだけではない。かといって聞かずに話しているのでもない。ここは質問すべき点か、いやその質問は事実確認の質問にすぎないからしなくてよいとか、目で語りあっているのである。

☆だから、2つ目であるが、もし事実のみのプレゼンであるならば、そこの背景を掘り下げる支援の質問をしていく。こうして思考を濃縮させていくのである。

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☆3つ目は、長島先生が、プレゼン終了後、発表者のパワーポイントを再度振り返り、ロジックや、図やデータの分析や解釈の効果についてなど、フィードバックすることである。

☆生物の時間であるのに、実は思考の編集方法についての時間になっている。これぞランディ・パウシュの「頭のフェイント」である。隠されたゴールが授業にあったのである。

☆授業は、スリリングでなければ楽しくない。富士見丘は、なるほど学びのワンダーランドである。その理由がここにある。

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