« 東大合格発表の季節【02】 東大オンライン教育edXに参画 ハーバード・MITとのコラボ講義公開へ | トップページ | 2015中学受験生のために【016】 立教女学院のグローバルエッセイ力 »

スーパーグローバルハイスクール申請校公開 変わる中高一貫校の比較優位 質の競争激化 

☆2月19日、文科省は、スーパーグロ―バルハイスクール(SGH)申請校246校のリストを公開した。この中から50校ぐらいが選抜されるわけであるが、申請が通る通らないに限らず、この246校は、SGHのプランを実行していくだろうし、すでに部分的には実行しているだろうから、これらの学校が、21世紀型教育のモデルになることは決定したようなものである。

Sghstructure

☆SGHの申請要項の構造図は、上記のようになっており、それぞれの項目は各学校の創意工夫になり、違いは顕れてくるし、それが質の違いになるが、未来の学校の教育の骨組みは、とにも上記のようなチャートになる。

☆1月29日段階での最適比較優位の図(首都圏中心)に、SGH申請校のマークを入れていくと、圧倒的にLL型領域の学校がSGHを申請している。

Photo_3

☆SGHの申請は、思い立つだけではできない。すでにグローバル教育やイノベーション教育、リベラルアーツ教育の実績がなければ、ならないからだ。

☆そういう意味では、LL型領域の学校は、実行可能なプランを申請できただろう。に21会グループは、もともと≪GIL≫教育を目指して、着々とプランを進めてきたから、申請するモチベーションは高かっただろう。会員校15校のうち7校が申請に挑戦した。

☆ここで注意をしなければならないのは、LL型領域の学校は、申請しなくても独自の≪GIL≫教育を進めているのであって、SGHに認定されるかどうかはまた別問題。文化学園大学杉並や八雲学園のようにSGHを超える破格の≪GIL≫教育プログラムをデザイン中の学校もあるわけである。いずれにしても上記の未来の学校の構造は、LL型においては共通していると考えてよい。

2

☆またGL型やLG型、GG型領域でSGHを申請した学校があるが、これらの学校はLL型領域にシフトすることを宣言したことになるから、1月29日現在のチャートは、2月20日現在のようにシフトする。(※1月29日をベースにシフトしたので、首都圏でSGHを申請した学校で載せていないところもある。文科省のリストで補ってほしい。いずれ上記の表に含めたい)

☆今後は中高一貫校の質的競争は、LL型領域で激化する。この競争は最適比較優位の切磋琢磨という形になる。そして上記の申請要項構造は、今度は未来の学校、つまり下記のように、21世紀型学校の教育構造となるのである。

21

☆もはや、PBL(プロジェクト型学習)が難しいだとか、そんなプログラムは大学入試に関係ないと21世紀型学校の行く手を阻む壁は、国にも市場にもない。LL型領域の学校を支持していくことになるのは時代の必然。

☆もちろん、上記のような教育構造にならなければ、LL型領域から脱落していく。そうならないように頑張ってほしい。

☆2015年入試は、LL型領域以外の学校は、20世紀型学校ということになる。うちは最強の英語教育を実践しているというだけでは、グローバル教育を実践しているとはいえない。

☆もししていると言いたければ、LL型領域の21世紀型学校の構造をもつか、それを超えるかすればよいわけである。

☆かくして、中高一貫校の外生的(形式的)変化ではなく、いよいよ内生的変化の時代に突入したのである。

☆昨年から、このようにシフトすることを見据えて、学校選択の緊急事態宣言をし続けてきたわけであるが、2014年の中学受験の学校選択はいかがだっただろうか。

|

« 東大合格発表の季節【02】 東大オンライン教育edXに参画 ハーバード・MITとのコラボ講義公開へ | トップページ | 2015中学受験生のために【016】 立教女学院のグローバルエッセイ力 »

21世紀型教育」カテゴリの記事