日比谷の思考力問題
☆国際社会で活躍する人として大切なこととは、さすがはSGH申請校である。matterシェアレベルで終わるのか、自分ならどうするのかどう主張するのか、世界の衝突をどうすべきなのかを討論するのか、人類はどうなっていくのか、どうあるべきか、歴史問題と権利問題のレベルまでいくのか?
☆問いのレベルが評価の基準になる面白い問題だ。
☆平成25年度の自校作成問題をみてみよう。今年はグループ作成問題を実施するが、日比谷は一部差し替えるとあるから、次のような問題の傾向は続くのだろう。
☆作図あり、証明あり、論述ありという、教科を通して思考力を問う骨太問題である。このような問題には、「思考力」そのものをトレーニングする欧米のグローバル教育が有効であるが、このような学びを小学校の時から行っていない日本の教育では、日比谷のように進学指導重点校のレベルの生徒にのみ必要であるという誤解を招く。
☆グローバル教育の真意は、このような真正「思考力」をグローバルシチズン全員がシェアするということである。
☆そうはいっても、まだまだ現行教育制度下では難しい。それゆえ、私立学校は、このような思考力を養うプログラムを開発した。小学校6年生でも、上記の日比谷問題は考えるコトができるようになる。
☆しかも、楽しみながら、好奇心旺盛に、思考するコトに取り組める。そんなワークショップ(数理哲学と論述思考の融合問題)が、説明会で楽しめる。まずは、21世紀型教育を創る会の15校によるセッションに参加してみてはいかがだろうか。時代の学力を実感できる。
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