東大合格発表の季節【05】 東大前期日程試験 合格発表
☆東京大学は3月10日、前期日程試験の合格発表を行った。各高校の合格者数は、明日発売の「サンデー毎日」を見ればよいのだが、今年もインターエデュがアンケート集計しているページ「速報!2014年 東大・京大・難関大学合格者ランキング」がある。それによると、
開成高等学校149名
麻布中学校・高等学校80名
駒場東邦中学校・高等学校73名
聖光学院中学校・高等学校70名
栄光学園中学校・高等学校62名
海城高等学校38名
ラ・サール高等学校38名
久留米大学附設高等学校36名
豊島岡女子学園中学校・高等学校34名
浅野中学校・高等学校33名
早稲田中学校・早稲田高等学校 26名
巣鴨高等学校 26名
洛南高等学校 24名
西大和学園中学校・高等学校 22名
土浦第一高等学校 21名
攻玉社高等学校 19名
北嶺中・高等学校 17名
広島大学附属福山中学校・高等学校 15名
白陵中学校・高等学校 13名
愛知県立一宮高等学校 13名
愛知県立時習館高等学校 12名
芝中学・高等学校 11名
市川中学校・高等学校 10名
群馬県立高崎高等学校 10名
海陽学園 海陽中等教育学校 9名
本郷高等学校 8名
☆開成は昨年170。後期試験の発表はまだだが、昨年に追いつくことはないだろう。麻布は変わらずといったところか。駒場東邦は昨年59。聖光は62。栄光は52.いずれも増やしている。
☆開成が減らしたとか、駒東が伸ばしたとかいうより、これらの学校に東大受験生が集積しているだけということであろう。
☆幸い、The Times Higher Education が公開している世界大学ランキングでは、東大11位。東大にめがけて椅子取りゲームを行っていれば、グローバル教育を行ているということになるのかもしれない。
☆しかし、世界は、教科のスタンダードではなく、言語と数学のグローバルスタンダードをすり合わせている。
☆東大受験が、このスタンダードに合わせて行われるようになれば、名実ともにグローバル教育を行っているといえる。世界ランキング100位以内の大学への進路も開ける。
☆上記学校で、それを学校のカリキュラムとして行おうとしているのは、海城。OBとのつながりで、在校生自身の力で、海外に余裕で進学できるのが麻布といったところだろうか。
☆ところで、東大の入試問題を考える力を、一般化し、つまりスタンダード化し、日本全体で共有する動きが必要である。誰でも思考力をトレーニングすることはできるのに、現状は東大受験生や慶應受験生に偏っている。
☆これは民主主義の原理に反することである。東大の問題をスタンダード化してもグローバルスタンダードのレベルには及ばないが、だからこそそのスタンダードは共有されていなければならない。
☆「言語」と「数学」のものの見方・考え方を、グローバルスタンダードに合わせて、「中学受験→中高の定期テスト・実力テスト→海外大学・東大・慶応大学入試」とカリキュラムイノベーションを行っているのが21会(21世紀型教育を創る会)メンバー校15校である。
☆6年後、東大ランキングなるものがあればの話であるが、そのリストに顔を出しているだろう。 それゆえ、
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