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2014中学受験 緊急座談会!① 第Ⅰ部

☆中学入試、高校入試、国立大学前期日程入試が一段落したところで、中学入試の論客、リサーチャーが、かえつ有明KALCに集結。今年及び2015年の中学入試の展望を語りあった。

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(左から、北氏、石川先生、鈴木氏)

☆出席者は

石川一郎先生 かえつ有明副校長

北一成氏 日本Web学校情報センター代表 首都圏模試センター教務情報部長

鈴木裕之氏 (株)スタディエクステンション代表 海外帰国生教育研究家

本間勇人 本間教育研究所所長 私立学校研究家 21会事務局

本間)今日はご多忙中にもかかわらず、お集まりいただき、ありがとうございます。新入生を迎える準備、大学受験生のケア、そしてまさに卒業式を行うこの時期に、いやまさにこの時期だからこそ、数字やデータでは見えない旬で臨場感あふれる情報を実感・シェアできるのではと思い立ったわけです。

石川先生)本当にそうですね。2月1日から一喜一憂の乱高下の心理状態を抑えながら、出願状況、受験率、歩留りを見守ってきました。同時に、大学受験に挑んでいる高3生の合格を祈り、エールを送っているチームワーク良好の教師陣の姿に手ごたえを感じつつ、今日を迎えています。

北氏)そういう意味では、石川先生のところは、中学入試の入り口部分も、先ほど本間さんのブログ見ましたが、大学合格実績という出口部分も勝利だったといえますね。広尾とは違って、急激なブレイクという感じではなく、序破急という伸びの弧を描いているように感じます。

本間)ほぼ同時期に、広尾と同じように校名変更、共学化の改革を行っていますが、たしかに展開が違ったのかもしれません。

石川)広尾さんと何が違うか、詳しいことは知りませんが、決定的に違うのは「サイエンス」のとらえ方ではないでしょうか。広尾さんの「医進サイエンス科」と本校の「サイエンス科」は、まったく違います。

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広尾さんのは、受験生は、一瞬にして魅力を感じることができるのだと思います。白衣を着て、ゴーグルをかけ、iPadを使い、英語の論文を読み、実験のレポートを高大、企業を巻き込みながらプレゼンしていく。本格的に科学者の卵を生み出すようなプログラムが展開されているように外からは見えます。たしか講談社だったかな、「リケジョ」という言葉をプロデュースしましたが、そのトレンドもつかみましたね。更新率の高いサイト広報もさすがだと思います。

本校の場合は、広尾さんが高校からなのに対し、中学からのプログラムです。しかも科学という教科の中には入っていないのが、特色ですね。

しかし、今やっと特色と当たり前のように言えるようになったというのが本音です。本校が「サイエンス科」を行ったときは、総合学習という流れで行っていました。ところが、ゆとり教育の批判の風潮がすぐに起こり、リサーチと情報処理と思考力育成という高次思考を養うようなプログラムは、学内外で見直しの声があがりました。

しかし、4年前に中学入試は学校の顔、アドミッションポリシーを映すスクリーンだと思い立ち、いったん受験市場に問うてみようと思いました。当時は「作文入試」と言う名称で、「思考力テスト」という名称はあえて使いませんでしたが、今行っている「思考力入試」とまったく同じ試験です。

そして、それが受け入れられたわけで、学内で「サイエンス科」をより豊かに強化しようというモチベーションが盛り上がりました。

さらに3年前に中高一貫生の1期生の大学実績が想定以上に出ました。そのとき。OG・OBの協力で、なぜ自分たちは成功したのかというインタビューをしていきました。ディスカッション型の思考力を育成するプログラムをより強化しベースにすべきだと、卒業生が語りました。我が意を得たりとはこのことだと確信しました。

21会 第1回思考力セミナー」で、さぁ、君も学びの達人

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