« 速報!SGH指定校56校 SGHアソシエイト校54校決まる。 | トップページ | 私学研ブログ週間ベスト50(2014年3月5週目) »

2015中学受験生のために【049】 朝日夕刊 富士見丘と工学院のPBL紹介

☆本日の朝日新聞の夕刊で、21会校である富士見丘と工学院のプロジェクト型学習(PBL)の授業の模様が紹介された。21会校の会員校はPBLに取り組んでいるので、スーパーグローバルハイスクール構想などで、プロジェクト型学習をと掲げられたときに、メディアのPBLって何にすぐに対応できるのである。

Photo_2

☆新聞記事では、富士見丘の「気の合わない人と一緒にいるときの作法とは?」というテーマのディスカッションと工学院の「家の間取り設計」というテーマのディスカッションの様子が紹介されていた。

☆両校ともチームに分かれ、多角的なものの見方感じ方をぶつけてディスカッションし、プレゼンしている様子が報告されていた。

☆そして、そのときの教師のトリガークエスチョンが非常に重要であることにもライターは鋭く気づいていた。

☆PBLでは、教師は教えるのではなく、創造的ディスカッションを活性化するファシリテーターのロールプレイをするのである。

☆それにしても、この両校のテーマは、一見すると異質なもの同士なのであるが、21会の思考力のメタ認知レベルでは、同一テーマであることが了解できる。

☆相互関係は、数学的な比の発想に行きつくからである。最終的にどのような関係が妥当か判断するのであるが、その基準は結局数学的関数関係である。

☆メタ認知のレベルでは、関数方程式をつくる創造的な作業になるからである。システム思考とデザイン思考の統合は、メタ数学発想である。

☆3月21日に行った「第1回21会思考力セミナー」でも、参加した新小6の生徒たちは、黄金比と白銀比の関係に気づきながら、美の感覚は普遍的な関係なのか個人的な趣味にすぎないのか新たな問いに立ち向かっていった。

☆単純な比の関係であるが、立派な関数関係なのである。

☆この比で人間関係を考えるも、間取りを考えるも、そこにはゴールデンルールという数学的発想が隠されている。

☆この発想は、実は政治経済の正義や価値を判断するときの発想でもある。難しい哲学用語でサンデル教授は語るが、その背景にはシンプルな比が輻輳的に組み合わさっているだけである。

☆かくして、PBLは言語能力と数学的能力の複眼思考によって成立する。この発想はイギリスのAレベルやIBのTOKでは基礎基本の発想なのである。

|

« 速報!SGH指定校56校 SGHアソシエイト校54校決まる。 | トップページ | 私学研ブログ週間ベスト50(2014年3月5週目) »

21世紀型教育」カテゴリの記事