速報!2015年入試はやくも波乱!
☆開智学園が、東京にも拠点をつくった。埼玉→茨城→東京と首都圏展開に驚愕。その拠点とは日本橋女学館である。同校サイトには、こうある。
4月1日付けで、中学・高等学校の校長として着任いたしました青木徹でございます。日本橋女学館中学校・高等学校は、江戸時代から日本の文化の中心であった日本橋に、地元の名士の皆様によって創設された100年を越す伝統のある学校です。このような素晴らしい学校の校長としてその教育に携わることは、大変名誉であり喜びでもありますが、一方ではその責任の重さを感じております。
幸いにも、『質実穏健』をモットーに着実に学校改革が進められ、授業が改善され、進路指導が非常に充実し、着実に大学進学実績がのびております。したがって、優秀な日本橋女学館中学校・高等学校の先生方と一体となって、これまでの伝統と教育を生かした教育を推進してまいりますが、それに加え、私の埼玉県の開智中学・高等学校での18年間の教育実践を加え、探究型授業の推進や『にほんばし学』を土台にした『フイールドワーク』に力を入れ、21世紀型の教育、グローバル化に対応した教育を推進し、本校の発展と日本の未来を創る人材の育成に努めてまいります。
☆つまり、2020年東京オリンピックに向けて、豊洲からこの日本橋エリアは、注目のエリアとなる。すでに安田が共学化し、勢いをつけているし、かえつ有明もそうだ。女子校では中村も人気校。
☆芝浦工大もそのうち豊洲に移転する。
☆そこへ、開智が登場。青木校長の日本橋女学館の着任あいさつ文は、日本橋女学館の校長になるも、その教育は、開智の探究学習をベースにした21世紀型教育を実践するという趣旨である。
☆いずれ日本橋開智とでも改名する可能性もあるだろう。良し悪しはわからない。
☆ただ言えることは、2015年中学入試は2月1日が日曜日で、サンデーショック。そこに青木校長が殴り込みをかけられるわけだ。すると、ただでさえ、乱高下の入試になるのに、なお一層カオスになることは間違いない。
☆埼玉で開智に行きたいという層が、日本橋女学館も射程に入れるだろうからだ。
☆同校の交通便はめちゃくちゃによい。しかも、浅草橋から徒歩3分である。日本橋女学館が、開智のような教育を行うのであれば、受験業界も動かざるを得ないだろう。
☆そうなると「脱偏差値」の動きが起こるということである。もちろん、日本橋女学館の人気が出れば、偏差値は上がってしまうのは、広尾学園をみればわかるが、ただ、探究学習を中心に置くのであるから、結果的に進学重視型になった広尾学園とは違う21世紀型教育の道を展開する可能性もある。
| 固定リンク
「中学入試」カテゴリの記事
- 2019年中学入試の新フレーム(184) キャリアガイダンスは必読!聖光学院の取り組みをきっかけに考える。(2018.07.14)
- 2019年中学入試の新フレーム(179) 大きく動き出したグローバル2.0へのリフォーム(2018.07.12)
- 【首都圏模試保護者会レジュメ】2018年7月1日(了)学校個別情報(2018.06.30)
- 【首都圏模試保護者会レジュメ】2018年7月1日③併願情報(2018.06.30)
- 【首都圏模試保護者会レジュメ】2018年7月1日②「成績表」×「解答解説」=戦略×戦術(2018.06.30)
最近のコメント