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2015中学受験生のために【053】 立教女学院の真正グローバル教育

☆立教女学院のグローバル教育のその破格さについては、各メディアが取り上げているので、知っている方も多いだろう。また、すでにSGH以上のプロジェクト型学習であるARE学習も有名だ。

☆自らテーマを求め(Ask)、調べ(Research)、ロゴス化して発表する(Express)学習。今年もその集大成である「卒業論文」をいただいた。麻布の「論集」に匹敵する取り組みである。

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☆今グローバリゼーションは、3・11以降概念が変化してきたと言われている。欧米中心のグローバリゼーションから、ハイブリッド型のグローバリゼーションへと。

☆今回の論文の傑作選が論文集に掲載されているわけだが、その題目は次の写真の通り。

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☆これらは、日本というローカルなテーマを扱っているわけではない。グローカルというわけでもない。

☆むしろ欧米中心のグローバルスタンダードもまたローカルであり、世界のスタンダードを広くハイブリッドしたグローバルスタンダードを求めて書かれているのである。

☆たとえば、在原業平の「みやび」の概念は、「自然」の概念を再考察するきっかけを与える実に興味深い論文だ。

☆また、「日本の国家的インテリジェンス能力が低い理由」の論考は、今なぜ安倍政権は、「アベノミクス」「地球儀外交」「憲法改正」「日本版NCA」「グローバル教育」などを足早に実行しているのか、その背景がみえてくる論考。

☆「戦後」という意味がきちんと問われ、いかに日本人が自ら考える力を失てきたか、これではリスクに満ちた未解決問題に覆われた(今まさにウクライナ問題や中国や韓国との外交問題などそうである)世界でサバイブできない理由がよくわかる。

☆いくら新聞など日本のメディアを調べても、ここまでの背景はいつまでたってもわからない。インフォーメーションとインテリジェンスは全く違うものであり、メディアはインフォメーションしか扱っていないからである。

☆和田校長は巻頭言でこう語っている。

ARE学習は、日本の伝統的な学問体系を超えた、複眼的な視点から世界を見つめる眼差しと創造的な発想を生徒に提供する優れた教育活動である。

☆ 「複眼的な視点から世界を見つめる眼差しと創造的な発想」 の育成こそハイブリッドグローバリゼーションをけん引する真正グローバル教育なのである。

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