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2015中学受験生のために【055】 サンデーショックの動き速くも!

首都圏模試センターに「サンデーショック"の来春2015年入試。恵泉女学園が2月1日に午後入試を実施! 東京女学館も2月1日午後入試実施へ。」という記事が掲載された。

来春2015年の首都圏中学入試は、東京・神奈川の入試スタート日である2月1日が日曜日と重なる“サンデーショック”の年。日曜日には入試を実施しないプロテスタント校をはじめ、従来は2月1日入試を実施してきたいくつかの私立中学校が、この年だけは例外的に入試日を(2月2日に)移行するのが通例となっています。
先の当ブログでは、来春2015年入試の動向が注目されていた女子学院が、「2月2日に入試を行う」ことを公表したことをお伝えしました。
そこでは、過去の“サンデーショック”の年の例ならば、女子学院と同じプロテスタント校であるフェリス女学院、東洋英和女学院A、立教女学院、横浜共立学園Aなども、入試日を2月2日に移行してきたことと、今後これらのプロテスタント各校の2015年入試日が公表されるにつれ、来春の女子の入試図がどのようになるか、徐々に明らかになるということを述べました。
そうしたプロテスタント校のひとつ、恵泉女学園が、このほど同校のWebサイトで、来春2015年入試では「2月1日午後入試を実施する」ことを公表しました。これまで“サンデーショック”の年には、2月1日入試を避けて(前回2009年には、①2/2、②2/4、③2/5に入試を実施)きた同校が、あえてこの日曜日の午後に入試を実施することは、新たな動きということができるでしょう。

☆プロテスタント校は、日曜日は安息日であり、仕事ではなく礼拝をしなければならないというので、サンデーショックなる現象が起こっていた。

☆しかし、神の意志を伝えることは仕事ではない。入試は仕事なのではなく意志を共有する機会である。

☆だとするならば、朝の礼拝が終わったら、午後からは入試を実施することは、むしろミッションである。

☆恵泉の新鮮な動きが、他のプロテスタント校に伝播することは大いにあり得る。

☆受験業界はカオスになるかもしれないが、しばしの勢いが戻ってくる雰囲気が生まれることは確かだ。

☆それにしても、首都圏模試センターの俊敏な情報収集力はすごい。まだ入学式、始業式が終わったばかりだというのに。受験生の保護者のみなさん、ブックマーク必須ですよ。

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