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4・20首都圏模試会場の保護者会で(2)

☆中学入試とグローバルな動きが無関係でないことをお話ししましたが、これはお子さまの「今」とお子さまの「未来」の話でもあると指摘しました。ですから、お子さまの特徴と学校のベストマッチングは、目の前の情報だけではなく、視野を広めるコト、多様な情報を得るコトが大切になるわけです。

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☆目の前の情報は見ることができますが、見えない情報は何かを確認することが、視野を広めるコトであり、多様な情報を得るコトです。

☆模擬試験を受験すれば、偏差値がでてきます。目の前の情報として何が見えて、何が見えていないのでしょう。この複眼思考が肝要なわけです。大学合格実績も同様です。どのような教育の結果なのか、その教育の過程の情報を収取しなければならないでしょう。

☆ですから、偏差値なんか関係ない、大学合格実績なんか関係ないという発想は単眼発想です。同時に偏差値ですべて決めよう、大学合格実績のランキングが学校選択指標のすべてであるというのも単眼発想です。どちらも判断するときの情報としては十分ではありません。

☆中学入試の学校選択の判断は、子どもの「今」を決めるためよりも、子どもの「未来」を描くことなのですから。

☆それに、6年後には伸びている学校もあるし、停滞・後退する学校もあります。鴎友学園女子、洗足学園、渋谷教育学園グループ、かえつ有明、広尾なども伸びてきた学校なのです。でも、これらの学校でさえ、不易流行の「流行」の部分を疎かにし始めると、あっという間に失速します。

☆下記の図で、横軸は知識定着難度(要するに偏差値です)、縦軸を思考力のレベル。与えられた情報や課題の枠内で考える思考レベルと、国際バカロレア(IB)の教育哲学のように問題意識を深め、自ら問いを立ち上げ、創造的な問題解決を発揮する思考のレベルでは次元が違います。

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☆同じ偏差値45でも、Cの能力なのか、Bの能力なのかでは違います。偏差値が見えるのは、Cまでです。

☆あるいは、同じ偏差値65でも、Dの能力なのか、Aの能力なのかでは違いますが、偏差値で見えるのはDまでです。

☆2018年以降の大学入試改革では、BやAの能力を入試問題で問われるようになるでしょう。

☆すると、今からBやAの能力を身につけるのは、ベストですが、それは中高一貫教育で身につければよいわけですから、そのような学校を探すということになります。

☆また、Cは弱いけれど、Bの能力や才能はあるという生徒は、そこの領域のモチベーションをサポートしてあげる方が、結果的には、CやDあるいはAに向かって学ぶモチベーションが燃えるものです。

☆BやAの能力があるかどうかは、思考力セミナーを実施している学校の説明会に参加してみたり、思考力問題を出している学校の問題を見て、おもしろそう!と反応するかどうかですぐにわかります。偏差値と思考力問題の組み合わせが、子どもの特徴を知る手掛かりになるでしょう。

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