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共立女子 最高価値の継承

☆4月7日(月)、共立女子で入学式が行われた。その光景は、伝統的な「型」が演出されていたが、その「型」が表出するものは、明らかに21世紀型教育とシンクロするものだった。

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☆共立女子の教育の精神は、19世紀末の新しい近代精神に一致する。19世紀末は、近代科学が要素分解主義に陥りがちで、それがゆえに人間疎外の近代経済の影の部分を促進する側面もあった。産業革命が近代の発展と自然破壊、協同体破壊の矛盾を内包していたのを引き継いでいた。

☆その矛盾を乗り越えるべく、19世紀末は、要素分解主義から関係総体主義の新しい近代の発想が生まれた。しかも、そこにジャパノロジーも加わり、あたかも世界国家ができあがるのではないかという近代の夢が生まれていたのである。

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☆この新しい近代の精神を継承したのが共立女子であり、それがゆえに創設時は34人の先覚者の協力態として成立したのである。

☆しかし、歴史を振り返れば、わかるように、このような新しい近代の象徴であるロシアアバンギャルド、ドイツのバウハウス、ウイーンのアールヌーボなどなどは、優勝劣敗軍事近代社会によって抑圧・排除され、紆余曲折はありながらも、現代社会もグローバリズムの中にその影を投影し続けている。

☆しかし、一方で1989年のベルリンの壁以降、そしてフクシマ以降、決定的に19世紀末に根っこのある新しい近代の精神に立ち戻る動きがグローバリゼーションの中で起こっている。

☆その動きに呼応しているし、そもそも創設以来保守し続けてきたのが共立女子。つまり、同校は世界の最高価値を保守し、それを教育において広める不易流行の歴史を持続してきた。もちろんこれからもそうである。

☆このような共立女子の教育については、今までも注目してきたし、今後も注視し続ける。入学式について詳しくは、21会サイトをご覧いただきたい。

参照)→共立女子 不易流行としての21世紀型教育

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