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【新時代教育研究所】メルマガ 第7号 必見!

☆【新時代教育研究所】『間違いない!私立中学・私立高校の選び方』2014年4月2日発行 第7号は必見!こんなくだりがある。

「グローバル教育」を謳っている学校が全て良いかといえば、もう少し検討の余地があるように思えます。数年前は「グローバル教育」という言葉は一般的ではなかったかもしれませんが、今やグローバルを標榜しない学校は少ないと言えるからです。学校が生徒を社会に送り出す公器であるなら、グローバル社会を意識することは当然のことです。しかし、「グローバル時代」への理解の度合いは教育内容に表れます。ワクワクするような授業をしているか。生徒の目を社会に・世界に向ける仕掛けはあるか。知識だけではなく、問題解決能力・コミュニケーション力・プレゼンテーション・自学自習の習慣など、必要とされる「力」にどのようにアプローチできているか。時にそれは非常に定性的な評価でもあります。

生徒が叶えたい夢を見つけ(またその夢は壮大なものほど歓迎され)、そのために進路選択をした時、それに応えられる学校が理想的です。導いてくれる教員がいること、切磋琢磨できる仲間がいること、それが集団として力強いものであることが大切です。ただ「グローバル教育」を謳っているだけでは、その真価は残念ながら測りきれません。学校案内やホームページで魅力的な学校を見つけたら、是非学校見学会や授業体験会に赴き、その熱量を肌で感じることで、学校選びの材料にしていただけたらと思います。

『学校で教えてくれる』こと=知識、という暗黙の認識は変わりつつある。「グローバル教育」の内容で学校を選ぶ目が肝心。実際に学校見学会などに足を運んで、その温度感を感じること。

☆SGHなどの話題でも盛り上がっているからこそ、真正と偽装は見分けようということだろう。

☆1989年から2008年ぐらいまでのグローバル教育は、新たな植民地主義の匂いがあって、どちらかというとリバタリアン的外圧的な雰囲気。前期グローバル教育の時代と呼ぼう。

☆2008年以降、とくに2011年以降は、前期グローバル教育のリバタリアン的な要素とそのカウンターであるローカルコミュニタリアニズムの統合によってハイブリッドグローバル教育にシフトしつつある。

☆リバタリアンとコミュニタリアニズムの統合は、NY国連本部のギャラリーに掲げられているノーマン・ロックウェルのモザイク画が象徴してきた。今やっとその象徴がリアリティを持ち始めたのだ。

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☆リバタリアンはラジカルな新自由主義的市場主義だし、コミュニタリアニズムは宗教主義が象徴しているが、それらをシステム文化的に統合して昇華するのが新しい黄金律「自分がしてもらいたいことを他人にもしなさい」としてのハイブリッドグローバル教育である。9・11や3・11ののメタファーはそこにある。

☆この議論は、国際政治学や社会学ではもはや常識であるが、教育業界ではまったく皆無である。今回のSGHの動きが突破口となるかもしれない。何せグローバルリーダーを育成せよが命題であるから。まさか、リバタリアン的植民地的発想のグローバルリーダーを育成しようなどとは考えていないだろうから。

さて、真正グローバル教育のモデルはすでに、東京インターナショナルスクールのデモンストレーション動画で見ることができるこのような教育を超えることがグローバル教育の目標であろう。

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