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2015中学受験生のために【093】 かえつ有明 教育の本質論へ

☆今月18日(日)、国際フォーラムで行われた東京私立中学合同相談会は、30,000人を超える受験生・保護者が集まった。

☆その勢いは、かえつ有明も同様だった。昨年以上に説明会ブースに訪問者が集まった。

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☆同校石川副校長と工学院の平方校長に来年の受験生動向について話を聞いていると、ふとかえつ有明の校長補佐兼事務長の小板橋先生に声をかけられた。

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☆小板橋先生は、非常に温厚で紳士であるが、教育の論理と経営の倫理の両両翼をマネジメントしているがゆえに、その静かな語りに重みがある。

☆笑みを浮かべながら、「本間さん少しいいですか?」と。かえつ有明といえば、もっぱら石川副校長と情報交換をする。小板橋先生から声をかけられることはめったにない。それがゆえに、何か重要な異論反論があると察知した。

☆「本間さんのブログを読んでいます。いつも取り上げてくださってありがとうございます。ただ、この間の記事については、少し補足させてください。私たちの学内は、今とてもオープンな雰囲気でよい感じなんです。今度ぜひ来てみてください。

☆というのも、来年の高校募集の準備に向けて、特に中学の≪サイエンス科≫に続く≪プロジェクト科≫などのコンセプトやもっと実用的な面まで、担当の教師以外にも参加してミーティングを始めています。

☆もちろん教員のみならず、職員も議論に加わっています。10年、20年、30年と近未来を見据えながら、今の高校生にどのような教育を提供していくか多角的多面的に議論しています。高校段階ですから、IBのDPの情報もリサーチしたりして、その成果を英語以外に盛り込めるかどうかも話しているメンバーもいるくらいです。

☆それから東大合格者の件ですが、たしかにまだ合格者は出ていませんが、毎年チャレンジする生徒はいます。ここのところ毎年東工大の合格者はでていますから、いわゆる超難関国立大学へむけてのノウハウは積み上げています。その蓄積が必ず、東大を受験したい生徒の役に立つはずです。近いうちに朗報をお知らせすることができるでしょう。楽しみにしておいてください。

☆本間さんのいうように、たしかに本校は機を見るに敏ですが、以上のことは、教育の本質的な側面です。明日明後日にできるようなことではありません。もう少し温かく見守ってください。ドラゴン桜のようにいくことを私たちは望んでもいません。子どもの総合的な本質の部分を大切にしながら、必ず進路も保障できるように準備しています。

☆5月9日(金)の放課後には、本校の卒業生(H-LAB小布施サマースクール実行委員)を中心に、現役大学生の企画による座談会が開催されました。
参加生徒は高校1・2年生。これからの進路や学びについて、真剣に語り合いました。このH-LABは、ハーバード大学をはじめとするアイビースクールや東大・一橋大・慶應義塾大・ICUなどの学生が参加しています。小布施という小さな町が国際都市になっているので、そこに大学生が集まってNPO活動をしているわけです。本校も、このようなグローバルな視野で、キャリア教育を行おうとしているのです。」

☆合同相談会の喧騒の中、穏やかな表情で静かに語られた。もう少しお聞きしたかったが、保護者の方に説明するように同僚の先生に呼ばれ、ブースに戻られた。

☆その静かな情熱と迫力に感服。しかし、やはり機を見るに敏であることに変わりはない。私がリサーチした情報は、4月である。一か月もしないうちに、転換の手ごたえを学内で感じているわけだから。

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