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首都模試 山下氏×北氏 スペシャルインタビュー(1)

☆2015年首都圏中学受験は、サンデーショック、新しい学校の開設、英語選抜・グローバル入試といった入試改革の活発化、東京オリンピックに向けての新たな教育活動など市場活性化につながる新情報が目白押し。

☆そのような新しい情報は、受験生の保護者が学校選択をする際の重要な情報。今、首都圏模試センターは、サイトや冊子で、どこよりもはやく情報を収集し、分析・発信している。

☆受験生・保護者にとって6年後を見据えた学校選択情報と志望校の判定の予想可能性のデータは、不安な中学受験勉強の道のりを進んでいくときの灯火となる。

☆限定的な塾生が受験する他社の模擬試験と違い、首都圏模試は、多様な塾の生徒が挑戦する首都圏最大の開かれた模擬試験。そのため必然的に多様な情報やデータが集積し、これによって、受験の道を導く灯火は強く光を放つ。この強みについて、首都圏模試センター取締役統括マネージャー山下一氏と同センター教務情報部長北一成氏に話を聞いた。

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山下氏:中学受験の市場に参加している受験生・保護者は、1人ひとり個別のニーズが違います。リーマンショック以前までのように、できるだけ早くから受験勉強を始め、国算社理の4教科に受験勉強のターゲットを絞り込んでいくグループのニーズだけで市場は成り立たたなくってきました。

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ここしばらくは、ではそれ以外のニーズとは何か?ピンとくる動きを捉えることはなかなか難しかったのですが、各学校や塾、そして私どものようなシンクタンクは共に必死にリサーチしてきました。

ところが、ここにきて、つまり2015年の中学受験からは、そのニーズに呼応するかのように、入試改革、新たな教育活動がどんどん生まれてきています。

北氏:だから、学校情報もいろいろな角度から取材する必要があるのです。見逃してならないのは、たとえば部活動で、○○杯で優勝というトップアスリートの情報を追跡するだけではなく、優勝できないどころかそこまでもいかないけれど、部活によって生きる価値を見出している様子をていねいに掘り起こしていかなければと思っています。

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山下氏:どこまでできるのか限りなき挑戦になると思いますが、その個別ニーズに対応できる学校選択情報と判定データを表現していくことにチャレンジしていきます。

北氏:20世紀型から21世紀型教育に、あるいはグローバル教育にという流れが確実になっていることは、この業界で多くの方とお会いしたときに、実感しますね。そして、首都圏模試センターは知識情報社会での大きな使命を持っていることにも改めて感じ入っています。

山下氏:その通りですね。この知識情報社会のベースは、何といっても、ICTとWebですよね。このツールを巧みに活用できるシステムをいかに充実していくか、それが個別ニーズにお応えできるかどうかに、大きくかかわってきます。

この点に関しては、日進月歩のスピードが速いので、スタッフ一丸となって取り組んでいます。

そして、このコミュニケーションのチャンスを大切にするところに、すべてのヒントがあります。情報を受信発信するICT環境が整っても、互いのニーズの観点をもっていないと、コミュニケーションが成り立ちません。循環してしまいますが、その観点はコミュニケーションの中から気づきます。

模試会場としてお世話になっている学校は今では80校弱ですが、ここでもやはり各学校の先生方とコミュニケーションすることで、学校も個別のニーズにいかに対応するか創意工夫している様子を知ることができます。

北氏:しかも学校のニーズと受験生のニーズが必ずしもマッチしないということもわかり、そのこと自体が重要な情報になります。

山下氏:そうなのです。今までも、学校が受験生にペーパー入試以外に、英語やスポーツなどの多くの体験をしてきてくれることは求めていたのです。受験生も4教科の受験勉強以外に、いろいろな習い事やスポーツクラブの活動、音楽コンクールへのチャレンジなどたくさんの体験をしてきました。

しかし、その体験を中学入試でアピールする受け皿がなかったわけです。ところが、先ほども少し話に出しましたが、そこをマッチングする入試改革やアスリートコースなどの教育活動がダイナミックに動き出してきたのです。

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