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首都模試 山下氏×北氏 スペシャルインタビュー(3)

北氏:いつも山下さんと話をしていることですが、今回改めて、中学受験市場が多様化していく動向が明快になりました。ですから、学校の教育活動の情報を部活も含めて掘り下げていくという使命もさらに強烈に確信し、身が引き締まる思いです。

一方で、模擬試験は今後どうしていきますか。多様な入試改革に合わせて、新たなテストを開発していくということなのでしょうか。

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山下氏:たしかに、多様な入試改革に合わせていくことも必要かもしれませんが、テストで大事なことは「基準」です。もし今の模擬試験で、生徒の多様な才能を見ることができる「基準」があるのであれば、それはもっと活かしていきたいという考えもあります。

私どもも知識情報サービスの企業ですから、イノベーションを大切にしています。問題は、どの局面をイノベーションするかですね。

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テスト問題のデザインを変えていくのか、成績表のデザインを変えていくのか、子ども一人ひとりの才能が映し出されるように成績システムをブラッシュアップしていくのか。

難しいところですが、社内リソースの底力を信じています。コミュニケーションがアイデアを沸騰させますから。

私は、この仕事をワープロやMS―DOSの時代から続けています。この間のITの進歩は凄まじいのは言うまでもないのですが、その歴史を体験しているがゆえに、どんなことがシンプルに低コストでできるようになるのか見えるようになってきたのです。

今打ち出している成績表も、一人ひとりの成績推移を提供していますが、この振り返りは、受験生にとっては学びの態勢づくりの計画をたてるときに役に立ちます。また、正答率は、自分の学力の強み弱みがわかるし、学び方の軌道修正の振り返りの材料にもなります。

一見、4教科の受験勉強の話かと思われるでしょうが、実はこの振り返りには、今までの自分の学びの体験を加味して考えている自分に気づくきっかけも作っています。

ただ、すべての受験生がそのような振り返りを自分でできるわけではない。そこを支援するためにはどういうデータ分析をすればよいのか、そういう質的リサーチはまだまだ模擬試験のシステムから汲み出すことができるはずです。

北氏:たしかにそうですね。今の話はとても希望が持てる話です。というのも極端な話、11月になってから、突然受験したいという受験生があらわれたとき、今までならば難しという話になった。

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けれども、そういうニーズにも応えられる学校情報、そしてその子の才能を引き出せるデータを提供できるようになるという話だからです。つまり、中学受験市場のパイが広がりますね。もちろん、今すぐでにというわけではないでしょうが、近い将来(笑)ということですね。

山下氏:まだまだ今のシステムで、やることもやれることも山ほどあります(笑)。すべてはアイデアと創意工夫を生み出すことによって実現できるでしょう。それにはテクニカルな部分だけみていても創発されない。やはりファンダメンタルなものを掘り起こす作業にもヒントありということでしょう。

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