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「授業の達人」のビデオは誰のために?

☆チューリップテレビ 5月29日(木)21時14分配信 によると、

(富山県教育委員会では、)指導力の高いベテラン教員たちが「授業の達人」に任命されました。今後、達人の授業を他の教員たちに公開し、教員全体のスキルアップを目指します。この「授業の達人」は、教員の指導力を上げ子どもたちの学力向上につなげようと初めて設けられたものです。・・・・・・研修会などで授業を公開して他の教員が参考とするほか、授業を撮影してDVDを作り、各学校に配布する予定です。

☆富山県のみならず、埼玉県など、各自治体で広まっている動きらしい。

☆なぜ教師のためにつくるのかわからない。よくNHK講座などテレビを授業で活用するように、「授業の達人」の授業を全国の生徒にも受講させればよいのに。

☆ミニテストもつくって、全国の公立小学校・中学校で活用する。

☆現場の教師は新人であれ、動画とミニテストの管理をし、1人ひとり面談をして、学力向上の支援をするようにすればよい。

☆ミニテストで基礎知識を定着させる一方で、理解を測る記述式の問題を出題。記述式でも、問いのレベルを調整すれば、指導は簡単。

☆問いのレベルについても、ワークシートがあらかじめ作られていればよいのである。

☆教師の資質向上も大事であるが、すべての教員がいっぺんにそうはならない。

☆であるならば、新人教員の最初のうちは、以上のような方法でもよいのではないか。

☆ともかく「授業の達人」のビデオは、市民の税金で制作するのだから、公開してほしいものである。

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