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デザイン思考とかU理論とか 商品名称に過ぎない

☆最近、デザイン思考とかU理論とか、学習する組織だとか、統合理論だとか・・・、多様な学びの理論が出回っている。

☆かくいう私も、学習する組織は信用しているが。

☆しかし、このようなものは、ロジカルシンキングとアートをどのように関係づけるかの話であり、目新しいものはない。

☆理科や社会の参考書が山ほど店頭に並んでいるが、中身はいっしょ。ただ、図柄がカラーだったり、字が大きかったり、編集やデザインが違うだけ。

☆見た目はやる気にも影響するから大事ではあるが、○○式という商品名が違うだけで中身はいっしょ。

☆車と同じだ。見た目のデザインも名前も違うが、動く原理はみないっしょである。

☆学びの理論を、認知科学に基づいているなどといっても、あくまで基本的な考え方で、2ケタの掛け算の認知プロセスすら科学的に解明できていない。

☆そんな認知科学に拠って立っている学びの理論が、目の前の生徒の学力向上にどうして役に立つのか。

☆だから日本の教育学の大学の先生方と連携しても何もわからないのだ。混乱するだけだ。混乱とカオスは違う。前者はピーチクパーチク言っているだけ、後者は議論が生まれるエネルギーだ。

☆連携するのなら、統計学や工学やエンジニアやコンピュータサイエンスの先生方、あるいは社会学かな。教育社会学なんて中途半端なのはダメ。社会学の保守本流でないと。

☆イノベーションは、商品名だけが違う古びた理論からなんて生まれない。現場でプラクティカルに試行錯誤し、数理哲学で、あらゆる学びの反応を方程式化できる発想でなければ、役に立たない。

☆現場における思考停止用語としての新奇な用語なんか眼中にないという態度こそ重要だ。そういう迫力ある教師のいる学校を選ぼうではないか。もちろん受験学力だとか偏差値向上だとかいう用語も、商品名に過ぎない。新しい用語だけではなく、古い用語もかつて新しい用語だったのだから。

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