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三田国際学園 第1回説明会 前年対比1200%!(4)

☆大橋先生は、子どもたちの未来を創る教育は21世紀型教育であり、それを実践していくと。この教育によって、子どもたちは未知の問題を、自分なりに切り口を見出し、リサーチし、コラボし、議論し、解決をドキュメントに仕上げ、プレゼンするにようになれる。このマインドプロセスの学びの体験こそ、今後大学や社会で活躍できる土台になるのだと。

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☆そしてこのマインドプロセスを授業でどのように育成するかについて学習指導部長から話があった。

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☆たくさんある中で、印象に残ったのは、トリガークエスチョン→タブレットなどで調べる→ディスカッション→プレゼンテーションというロジカルコミュニケーションに具現化されているところ。マインドプロセスが授業でロジカルコミュニケーションになっているのだ。つまりそれは思考そのものであると。

☆もちろん、それを生徒1人1台もっているiPadと電子黒板を、グーグルプラットフォームでノットワーク(Knotwork)して授業展開している動画はスリリングだった。

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☆進路指導副部長からはキャリア教育の話だが、自己理解を深めていプロセスの話。大橋学園長のマインドプロセスをキャリアカウンセリング理論で具現化している。

☆かくして、子どもたちのコミュニケーションこそマインドプロセスを豊かにするものであり、それはロジカルコミュニケーションと自己理解コミュニケーションの螺旋プログラムで形成されていくということのようだ。

☆進路指導副部長は、キャリアカウンセリングの米国の協会が発行している認定の資格を取得している。ワークショッププログラムメーカーである。一般の学校には、いないので、これもまた三田国際学園の慧眼といったところ。

☆ところで、あっさり螺旋プログラムといったが、ここはおせっかいにも補足しておきたい。実は、教師の質問をあえて「トリガークエスチョン」と呼んでいるところが、そのことが了解できるポイントなのである。

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☆論理と自己理解は違うのはわかるだろうか。自己理解も論理的であるが、残念ながら自己理解は論理でとらえられない部分がある。感情とか論理で把握できないという話ではない。

☆自己理解には、時熟という時間概念が加わる。だから一度起きてしまったことはどうにもならない。そこに後悔があり、恐怖があり、不安があり、喜びがあり、驚きがある。

☆感情は論理でわからないというのはフィクション。わからないのではない。論理でやり直すことができないのである。ところが、論理的思考そのものは、いくらでも試行錯誤ができる。

☆自己理解は試行錯誤が出来ない。やり直しがきかない。だから決断は迷うし、ディショジンメイキングは難しい。そのことを痛いほどビジネスの中で知っているのは現段階では父親の方が多いであろう(もちろん、ビジネス社会で大活躍されている母親もいる)。

☆だから、父親は大橋学園長のビジョンとメンタルモデルとそれを生み出すマインドプロセスに共鳴共感共振するのである。

☆ところで、21世紀型教育の学習理論、カウンセリング理論、コミュニケーション行為の仮説を学際的に横断的に組み立て、存在論的不安から脱するマインドプロセスの礎を築いたのはグレゴリー・ベイトソンである。

☆以前、大橋先生とトリガークエスチョンについて、ベイトソンの“Mind and Nature”の本で議論をしたことがある。そのとき議論のトリガー(笑)は、次の文だった。

The interaction between parts of mind is triggered by difference, and difference is a nonsubstantial phenomenon not localed in space and time ; difference is related to negentropy and entropy rather than to energy.

☆この学習段階がトリガーになって、ブレイクスルーステージに飛ぶわけだ。つまり、トリガークエスチョンから。しかし、エネルギー総量ではなく、質を持続させる自己理解は、エントロピーだけでは消滅するから、ネゲントロピーというい発想も必要となる。

☆偏差値を上げることだけ考えていくと燃え尽きてしまうのは、熱力学の法則からいっても証明できるというわけだ。

☆三田国際学園の学習理論もカウンセリング理論も、新しい多様な理論の統合によってできているが、ベイトソンの発想はある意味ルーツである。あの精神科医で批評家の斉藤環さんのトリガーになったのもベイトソンである。

☆それはともかく、ビジョンと教育現場をつなぐ思索を続けているのが大橋学園長であるが、20世紀末にジョブスがアップルに戻ってきて一世を風靡することになるトリガーは、アップルの商品のPRではなかった。クレイジーな天才のマインドプロセスだけを動画にした。奇しくもそのタイトルはThink different”。

☆その当時ジョブスはこう語っている。

“Once you learn that, you’ll never be the same again.”

☆今回の説明会参加者は、この“that”に「大橋学園長の考え」を代入したに違いない。

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