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2015中学受験生のために【095】土浦日大中等教育学校のインパクト

☆今年も、土浦日本大学中等教育学校のオープンスクールがやってきた。6月29日(日)9時30分受け付け開始。

Openschool

☆どの講座も、アクティブでインタラクティブそしてクリエイティブな体験ができる。多くの子どもたちに体験してもらいたい。とはいえ、人数に限りがあるので、今すぐ問い合わせてみよう。

☆一般に体験授業というと、講義形式でアクティブラーニング系のものは少ない。グローバル人材育成が叫ばれている中、今までの講義では、今までの人材しか生まれないのに、どうして授業を改革しないのだろう。

☆ちょと考えれば不思議な話である。メディアもグローバル教育を叫んでいる割には、授業改革やその授業の中で子どもがどんなことを学んでいるのかそのプロセスを明らかにしようとしない。

☆ところが、ハフィントンポストは一味も二味も違う。同サイトのライター笹川かおり氏は、そこに目を向ける可能性のある編集者である。ぜひ土浦日本大学中等教育学校の授業をリサーチしてもらいたいものである。

☆ともあれ、笹川氏は、慶応大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の教育経済学者・中室牧子准教授のインタビュー記事を掲載している。

☆受験業界のライターの多くは偏差値データ、大学合格実績以外のエビデンスを活用しないから、だいたい印象論で記事を書く。首都圏模試センターの情報部門のようにデータとフィールドワークの相関を考慮して編集するようなことはしない。

☆ところが、中室氏は、データエビデンスによって教育政策を検証している。印象論ではない。それゆえ、実に新鮮である。もちろん、どんなデータも理論負荷性があるから、結局は解釈問題になるが、無根拠の印象論とは比較にならないインパクトがある。

☆今回もの記事でも、データエビデンスによって、次のことが検証されたと報告されている。

 「どの高校や大学にいっても、将来の年収に影響しない」

「子供の学習時間は、父親が勉強を見ると長くなる」

☆これはどういうことか、ちょっと考えればすぐにわかる。高校は学習指導要領がいっしょだから、欧米に比べ格差のない年収には、高校の違いの影響が反映しないのである。

☆大学に関しては、就活に際して学歴不問ではないが、就職後の研修やOJTの活動が年収差に影響しているから、大学の影響は反映しないようになっている。もちろんこれからは就活方法が大学や高校の学びの体験をリサーチするようになるという研究方法もあるが、いまのところまだまだ。

☆エッ!じゃあどこいっても同じじゃないか、私立を選択しなくてもというのは早計である。中室先生の研究は公立学校の話。教育のプロセス、子どもにすれば学びの体験であるが、その違いは、結局年収差に影響する。この検証は、まだ中室先生もしていないだろう。

☆ただ、学習時間を長くすれば学力が伸びるという前提は、父親が見た方が学習時間は伸びるよという話につながっている。

☆学習時間が長いというのは、ただ長いだけではなく、実際には考える学びの体験が積み重なっていくということを意味しているはず。

☆つまり、学びの体験の質が、学力や才能開発に影響するということを、間接的ではあるが、中室先生のデータエビデンスは物語っているのである。

☆公立に比べ私立学校は学習時間が長い、私立学校の中でも土浦日本大学中等教育学校の学びの体験は破格に豊かである。講義形式のみならずアクティブラーニング系の学びがある。

☆オープンスクールではそれを体験できる。もし中室先生が、学習体験によって年収差が違うというデータエビデンスを研究されたなら、土浦日本大学中等教育学校の卒業生は、豊かなライフを過ごせる年収を稼ぐことを証明できるだろう。

☆中室先生の費用対効果測定によるインパクト評価をぜひ土浦日本大学中等教育学校で行ってみてほしい。東京の私学に比べれば学費はそう高くないが、茨城エリアでは高く感じる保護者もいるようだ。

☆しかし、費用対効果で考えれば、インパクトありということになるだろう。まずはオープンスクールでフィールドワークしてみてはいかがだろう。

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