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2015中学受験生のために【109】 東京女子学園 本物の21世紀型授業!

☆東京女子学園の数学の授業とワールドスタディという英語のプログラムを取材した。

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☆数学の小林先生の授業は、数学の授業ではなく、数理的思考を学ぶ体験授業だった。数理的思考とは、体験や現象から、数学的ルールを見出し、一般化する。さらにそれを類似の現象に適用し、メタ一般化し、関数を創り出す過程である。

☆教科書、問題集、大学入試問題集を学んでいても、この数理的思考は身につかない。PBL型のlearning by makingを媒介にしながら、現象とルールの論理的往復を重ねて行って初めて身につく。

☆この数理的思考を養うチャンスのないアクティブラーニングは、今はやりのなんちゃってグローバル教育や21世紀型スキル教育である。

☆中2のワールドスタディは、一見構文を英語でペアワークやグループワークを行い使えるようにしているようにみえるが、それは一面的な見方である。21世紀型の英語の授業は文法などやらないのだという驚きあきれる意見を耳にするときがあるが、そんな秩序を破壊するような意見が、通るはずもあるまい。

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☆私たちの生活全体を言語を通して共有するのがコミュニケーションなのだから、できるだけ母国語と同じように、英語もそのルールを生活全般に活用できるようにするのが大切だろう。

☆日本語だって、文法は大切である。その文法を理解できるから、感情をコントロールできるし、アクティブにときに行動を制御し、思考を深めることだってできる。仮にこの生活全般と共振する文法を学ぶ方法を言語記号論的手法と呼ぼう。

☆すると、21世紀型教育とは何かと問われれば、こう応えることができる。

数理的思考と言語記号論的手法をトレーニングするPBLプログラムである。

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☆東京女子学園は、この両方を有している。それゆえ本物の21世紀型授業を展開しているといえよう。

☆では、このような数理的思考や言語記号論的手法というメタ認知をどのようにトレーニングできるというのだろう。

☆数学の小林先生とワールドスタディを創発した先生方の共通点は、授業のためにワークシート、学習道具などを手作業で創っていったことだ。そして生徒の体験した時の反応をみながら問いの質を整えて行ったというlearning by makingの21世紀型発想を自ら体現していったということである。

☆したがって、合同説明会でどこの学校もグローバルだ、21世紀型だ、アクティブラーニングだ、PBLだとアピールしているのは、現段階ではなんちゃってだろうが、その積み上げの中から、数理的思考と言語記号論的手法のプログラムは可視化されるようになってくるだろう。

☆東京女子学園は21世紀型授業の先達者だったのである。授業の取材記事は次の21会サイトをご覧いただきければ、幸いである。

東京女子学園 21世紀型授業(1)
東京女子学園 21世紀型授業(2)
東京女子学園 21世紀型授業(3)

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