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2015中学受験生のために【110】 麻布 多摩川グラウンドで体育

麻布の近況の新着情報で、「多摩川体育」について紹介されている。

麻布の中2の体育では、週1日の午後(5時間目、6時間目に相当)に広い多摩川グランドで授業(ソフトボールやサッカー)を行っています。とくに、今年度は新体育館説工事を行っているため、学校のグランドが狭くなっていて、広い場所でのびのびと体を動かすことが出来るこの時間は貴重です。

☆麻布の創設者は江原素六。沼津兵学校を興し、日本の近代化を図った幕臣の1人。この近代兵学校は、明治政府に持っていかれてしまい、富国強兵の道を歩むことになるが、江原素六の近代化は富国有徳の話であり、明治国家とは路線が違った。

☆この富国有徳の近代化路線が、≪私学の系譜≫を連綿と形成することになる。

☆現在の麻布の近くには、有栖川宮記念公園という大名庭園がある。この公園に代表される大名庭園こそ沼津兵学校をつくった江原素六の精神の象徴である。つまり、自然と社会と精神の循環が仕掛けられ、その発想は今日のエコシティに受け継がれている。

☆つまり、渋沢栄一と五島慶太によって、この大名庭園→イギリスのレッチワースの田園都市→東急線・田園都市線エリアとなった。

☆それは江戸→沼津→東京という発展経緯と同じ構造。

☆景観には歴史的記憶が埋め込まれているものだ。麻布の生徒であれば、アフォーダンスという認知心理学の仕掛けを応用して、景観から江原素六の精神を読み取れるかもしれない。

☆有栖川宮記念公園、多摩川グラウンド、沼津という麻布の生徒が立ち寄る場所に、江原素六の精神が宿っているのである。

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