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第2回21会カンファレンスin富士見丘(5)

☆ポスターセッション後、時間の都合もあり、21会校のチームから1チームとステイクホルダーチームの2チームがプレゼン。

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☆菅原先生と本橋先生は、あらかじめ4つの段階的な問いを設定し、その問いの構造の仮説を立ていていた。もちろんこのような仮説でなくてもまったくよいのであると。

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☆しかし、結果的には、21会の思考力セミナーでやったように、問いの設定→比較→新たな問いの立ち上げ→理由→解決→アクションというプロトタイプが、プレゼンされた。プレゼンから察するに、与えられた問いそのものに対するクリティカルシンキングが起こり、この問題設定自体をズラさなくてはという新たな問いを立ち上げて議論されていたのだろう。

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☆ステイクホルダーチームは、学校の内容が内包的な暗黙知の充実にベクトルが向かっていたのとは対照的に、その暗黙知をいかに形にして表現するか外延的手法で的確に整理していた。

☆改革は、言動の内包性と外延性のダイナミックな化学反応から生まれる。

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☆共立女子の渡辺校長は、手法としての外延性と意味論としての内包性の結び目としてのノットワーキングは放っておいても自然にはできない。その接着剤は古くて新しいリベラルアーツであり、それが「未来を創る21会」の教育の質となり、その質を表現する形式が、外延的手法と内包的意味のダイナミックな化学的な反応を生み出すだろうとコメントを述べた。

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☆そして、司会の菅原先生が、今回、第1部の情報を、第2部の議論でシェアしつつ新しい発想やこうしたいという意欲につながった。ぜひ持ち帰って学校の先生方と議論し共有する話のきっかけにしてほしい、今日は本当にありがとうございましたと会を閉じた。

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