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第2回21会カンファレンスin富士見丘(1)

5月30日(金)、富士見丘学園最上階のラウンジで、第2回21会カンファレンスが開催された。第1部では、21会校の目指す教育の新機軸のビジョンとそのビジョンを今年度から実施していくケースの情報提供が行われた。

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(21会会長吉田晋先生:富士見丘理事長校長・日本私立中学高等学校連合会会長、現中教審メンバー)

☆吉田会長は、開会宣言の中で、世界の動きに日本も追いつこうとして、グローバル教育の方向で、学習指導要領改訂作業や大学入試改革の提案がされているが、子どもたちの学びの現場から丁寧に考案されることはなかなか難しい。

☆政府官僚の指示を待つまでもなく、建学の精神に沿って独自の教育ができる私立学校だからこそ、教育の新機軸を打ち立て、実践し、日本の教育改革の牽引車になろうというコミットメントを分かち合った。

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☆会場はラウンジでカフェ風の空間で行われた。当日は富士見丘の先生方が総出でおもてなしをしてくれた。豊かなホスピタリティが満ち溢れる空間だった。

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☆順天の長塚校長からは、話題のSGH(スーパーグローバルハイスクール)指定校に今年認定された経緯とそのプランの情報共有がなされた。長年行ってきた多様なプロジェクト学習、国際ボランティアを、IBのDPレベルに到達させるプランの資料も充実していた。

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☆佼成学園女子の江川教頭も、SGH指定校としての取り組みを情報提供。英語の佼成学園女子→留学制度の充実経緯と建学の精神である世界平和への貢献活動の歴史を、さらに現代化させるというプレゼンだった。そのために授業スタイルもPIL×PBLに大きく転換していくということだ。

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☆今回のカンファレンスは、21会会員校対象で、メンバー校の先生方が多数かけつけた。また、21会協力団体からも参加があり、教育の質と教育マーケットのコラボレーションのヒントも第2部で発見できることになった。

21会 会員校 (五十音順)

かえつ有明中・高等学校
共立女子中学高等学校
工学院大学附属中学校・高等学校
佼成学園女子中学高等学校
桜丘中学・高等学校
順天中学校・順天高等学校
聖徳学園中学・高等学校
聖学院中学校・高等学校
聖パウロ学園高等学校
土浦日本大学中等教育学校
東京女子学園中学校高等学校
戸板中学校・戸板女子高等学校
富士見丘中学校高等学校
文化学園大学杉並中学・高等学校
八雲学園中学校・高等学校

協力団体

日本Web学校情報センター
株式会社エデュケーショナルネットワーク
株式会社アイウエア JOBA
一般財団法人新時代教育研究所
株式会社TES



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