工学院 IBを超える教育に挑戦 画期的
☆工学院にとって、自然と社会と精神のつながりというメンタルモデルは、そのつながりをたんに話し合いでリンクするというようなものではなく、工学的リンクをデザインするという意味合いも含んでいる。
☆それゆえ、とくに高1の化学では、その自然・社会・精神のリンクを工学的にデザインできる思考力が養われている。
☆私たちの脳神経系は自然である。自然現象の中に生きている。その自然現象は、しかし、化学反応によるものが影響する。環境政策の失敗によって、その反応秩序が壊されてしまうと、精神は常に自然と社会のダブルバインドというダメージを受ける。
☆このとき、それを解決するにはどうしたらよいか。工学的デザイン思考あるいはエンジニアリングセンスが必要となる。
☆では、そんな思考はどのように養われるのか?今までの教科の授業では到底無理だし、IBというハイレベルのプログラムでは、一部の子どもたちしか学べない。
☆全員が化学のパースペクティブ(実は宇宙につながってもいる)をもち、解決する思考力をもち、社会に役立つアクションができるようになるにはどうしたらよいか。大学受験勉強に入る直前の高1では、全員が化学を学ぶ。この学びの体験の中に、PBL型授業を介在させたのが、工学院の化学の教諭小川先生である。小川先生は、高1の化学の先生方を巻き込み、学年全体で、一年がかりのプロジェクト型学習を組み立て、実践している最中である。
☆画期的なのは、選択教科や総合の学習の時間で行うのはなく、化学の授業そのもので行っているということなのだ。
☆授業が変われば、学校が変わる、教育も変わる。革命的な化学の授業が登場した。
☆詳しくは、21会サイトの次のページをご覧いただきたい。
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