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注目!沖縄タイムス社説[国際機関教員調査]多忙化解消の実現図れ

☆沖縄タイムス 6月29日(日)5時30分配信 によると、

日本の教員は国際的に見ても多忙であることが、経済協力開発機構(OECD)の調査で分かった。忙しいのは、授業以外の業務にも多くの時間を費やしているからである。教員の多忙化によって、子どもたちが不利益を被ることがあってはならない。国は是正に向けて早急に実効性ある対策を講じるべきだ。・・・・・・  国民教育文化総合研究所が13年にまとめた「教員勤務の『多忙化』解消に向けた提言」によると、多忙化の要因として、部活や事務以外にも生活指導や補習、家庭・保護者への対応、運動会や各種コンクール、学校の防犯対策など多岐にわたる。多忙さが自信を持てないことに関係しているなら、本末転倒と言わざるを得ない。

☆今話題になっている教師の多忙問題。沖縄タイムスの社説は、コンパクトに論点をまとめているので参考になるだろう。

☆ところで、文科省はここには、なかなか本格的に踏み込めない。というのも、教師の労働時間に対する曖昧な答弁をし続けてきたのだから当然である。

☆だから、この解決は、市民がやらなくてはならないだろう。つまり、仕事や職分は違っても、市民の眼差しというところで、教師と保護者が対話することによって。

☆まずは、教師が「授業―テスト―評価」と「キャリアガイダンス」ができる環境をいかにしたら作れるのか。

☆保護者は、未来に備える授業やキャリアガイダンスのパースペクティブをもち、教師はそれに対応すべくスキルを磨くが、それができる物理的時空環境をどうするかは、保護者とともに考える。

☆そうすると、今まで当たり前だと思ってきた教師の業務が、とんでもなく理不尽であることがわかるだろう。

☆その部分を愛だとか聖職だとか、情熱だとかという言説ですり替えて、教師を苦しませてきたわけだ。保護者がというわけではなく、20世紀型教育社会がと視野を広めたほうがよい。

☆保護者はお客様で神様だという発想が、教師側も保護者側も定着しているが、それは20世紀型教育のお話し。収奪資本主義の偏向的市場形成がもたらしたもの。

☆21世紀型教育では、教師も保護者も、未来の市民を形成する重要な担い手なのである。そのパースペクティブは共有し、それぞれの立場でコラボしようというのが21世紀型教育であり、21世紀型資本主義経済である。

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