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首都模試仕掛ける 21世紀型教育市場創出(了)

☆グローバルな動きは、個人の生活にダイレクトに影響しているわけだが、それが大学入試改革、中学入試においては21世紀型生徒募集のイノベーション、21世紀型教育のイノベーションにも明快に影響を与えているということを参加した学校の先生方とシェアしたセミナーだったと思う。

☆それは結局、中学受験新市場創出であり、21世紀型教育市場創出ということにつながる。

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☆そして、北氏からは「首都圏模試からの密かなたくらみ」というさらなる提案が投げかけられた。

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☆今回受付で、セミナーの一つのテーマであった「21世紀型教育」のキーワード群が「キーワードツリー」の例として配布されたわけだが、各学校のキーワードツリーを創らないかという提案は、実はMITのピーター・センゲの「学習する組織」を創ろうというのと同じ意味である。

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☆「学習する組織」は、ビジョン共有、メンタルモデルの創出、そのためにコミュニケーションシステムを強化する組織である。コミュニケーションシステムとは何か?それは参加者が共有するビジョンやメンタルモデルをコミュニケーションによって明快な輪郭を描く質的リサーチを意味する。

☆そのためには、エスノグラフィーやエスメソドロジーをベースにするテキストコミュニケーションのシステムを適用する。このシステムはLINEなどのSNSでは重視されているし、AIの自然言語処理で使うDeep Learningでも適用されている。

☆つまり、これは21.5世紀型教育のイノベーションの入り口である。これがあるから、2つ目のたくらみである6通のラブレターでどのようなメッセージを発信するか、そのテキストコミュニケーションを有効に活用できるのである。

☆3つ目のたくらみ、「思考力を測る仕掛け」は、私も時間切れでお見せしただけだったが、次の図表とおそらく同じことだと思う。

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☆「思考力を測る仕掛け」とは思考コードの設定と、それによる「第三の評価」ということにリンクする。

☆これも21.5世紀型教育イノベーションということになる。これに関しては、多くの学校の先生方に関心をもっていただいたが、世界各国の21世紀型スキル教育でもまだ開発中である。ぜひいっしょに日本の中高の先生方と開発し、世界に発信したいものである。


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