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首都模試仕掛ける 21世紀型教育市場創出(2)

☆それにしても今回のセミナーでは、多くの先生方に新しい側面が表出する磁場でもあった。

☆セミナーの受付で、資料のはいったクリアファイルを手にすると、そのクリアファイルには、今回のセミナーのテーマに関するキーワードツリーが描かれているではないか。しかもそれぞれの学校名が印刷されている。

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☆私の場合は、21会の事務局を行ってるので、「21世紀型教育を創る会」の名称が印字されていた。思わず、首都模試の取締役山下氏のBtoCブランド戦略だなと思った。

☆と思った次の瞬間、ここまでやるかと驚天動地。

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☆ファイルを開くと、そこには今回のプログラムを黒板に書き込んだ写真が目に入るが、そこには個人名が記入されている。また、絵馬も21会の理念をコピーにして書き込んでくれているではないか。

☆これは学校の先生の場合も同じで、学校名や参加する先生の名前が印刷されているのである。

☆なるほど模試会社の強みをここで使っているのだと感心した。オンデマンドプリントの発想は、すでに個人に成績表を作成するのと共通する発想だからだ。

☆その発想を、首都圏模試と富士ゼロックス、およびステイクホルダーと参加者が共有することによって、全員が自分ブランディングを創出したのである。

☆各人のブランドを応援することによって、首都圏模試センターは参加者一人ひとりをエンパワーするカンパニーとしてのブランディングに成功するのである。まさに、win-winの関係を創出するソリューション。

☆学校の先生がたは、この発想をすぐに教師と生徒の関係に置き換えた。教師は生徒1人ひとりをエンパワーしブランドを輝かせるプロデューサーであると。

☆セミナー終了後、北さん・山下さんと昌平中高の教頭本間一行先生が何やら盛り上がっていた。あとで聴くところによると、本間先生も同じ発想で、アナログではあるが、募集活動を行っているそうである。それをさらにイノベーションでパワフルにできないかという議論をしていたという。

☆北さんによると、若き城川校長と攻玉社や本郷を盛り立てた高橋副校長と3人でバリバリ昌平を支えているのだということだ。さすがである。アイデアとフットワーク、東大もいれながら21世紀型教育市場にもアンテナをたてている。

☆ブランドプロデューサーという一面も21世紀型教師の顔である。

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