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首都模試仕掛ける 21世紀型教育市場創出(4)

☆セミナー終了後、私のスピーチが中途半端だったため、何人かの先生から質問をされた。十文字の教頭夘木先生からは、21世紀型教育を行ったからといってどこでも募集がうまくいくわけではないだろうから、もっと具体的にそうなる過程について聞きたいと。

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☆さすがこの業界で夘木先生を知らない人はいないといわれるだけのことはある。スピーチの中で、完璧に21世紀型教育をやるならば、それはカリキュラムイノベーションだから、20世紀のパラダイムの学校を一気に追い抜ける。

☆しかし、生半にやるぐらいならば、20世紀型教育をしっかりおこなったほうが2018年までは持つと言ったことに反応されたのだと思う。

☆三田国際をはじめとする21世紀型教育を創る学校は、ジャンプする前に想像を絶する努力をしている目に見えないバックヤードの部分があるし、成功しているように見える今でもバックヤードは凄まじくダイナミック。

☆八雲学園の日々の輝きの舞台裏であるバックヤードが凄まじいのは有名であるが、この領域をいかに持続可能にするのか?八雲学園の学びの組織の強さとそれを生み出すメンタルモデルとしてのリーダーシップがどれほど優れたものであるか、そこの研究をおいて他に解答はない。

☆ここは、首都圏模試センターのコンサル機動力に期待するしかないので、その場では、夘木先生には、きちんとお応えできなかった。これをもって解答とさせていただきたい。

☆上野学園の高橋公三子副校長は、今学内で21世紀型教育への改革を行っているという。ここに21世紀型教育市場を広めるメンバーがまた増えるわけであるから、応援したい。

☆まずは学内が学びの組織となることが重要であるという話になり、同校の石田先生がピーター・センゲの理論をベースにやってみますと。先生方ご自身が学び、試行錯誤されるのがたしかに一番である。

☆上野学園の特色である音楽は、リベラルアーツの大切な学びの場なので、そこをホームベースにPIL×PBL、C1英語にICTを学びへ埋め込めば、、同じ21世紀型教育でも普遍部分とオリジナル部分ができ、他にない学校になるだろう。

☆ちょうどかえつ有明の校長補佐の小板橋先生が、次のチラシを渡してくださった。

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☆21世紀型教育実践校かえつ有明は、サイエンス科の確立によって、クリティカルシンキングを生徒全員が活用できるようになり、また高校ではC1英語を実践し、それをベースに大学合格実績も飛躍的に伸ばし、高人気校であるが、リベラルアーツをアクティブラーニングだけではなく、アートそのものによってもっと深めたいという構想があった。

☆今年、美術の専任教師も確保し、共立女子のようにアートで自分の成長を豊かにしていくプログラムを着々と進めている。

☆その一環なのだろう、オルセー美術館公認「リマスターアート展」を行うというのだ。このリマスター展は、高度なデジタル処理とICT技術を使う。

☆リベラルアーツとICT教育のリンクを計画しているわけだ。上野学園も音楽をベースとした21世紀型教育を推進できると思う。そしてそれが生徒増大に必ずやつながるだろう。

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