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代ゼミの転換の意味 モデルの1つは東京女子学園

代ゼミの大転換の話題は、日々マスコミに取り上げられ、業界の方々と飲むたびに必ず触れられる。代ゼミの実際のところは、わからないが、塾予備校の何かが変わり始めたのは、否めない

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☆では、どう変わるのか?オンライン化という話になるだろうし、私もそう思うが、東京女子学園の「校内予備校」のシステムを見学して、あっ、これだなと思った。

☆このシステムの立ちあがり当初、教養は学校が、受験学力は校内予備校がという役割分担で攻めるのかと思っていたが、同じようなシステムを導入している学校を見ると、必ずしも実績が伸びていない。

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☆東京女子学園はグラフのように急激に伸びている。いったいこの違いは何だろうと思っていた。たまたま夏期中に實吉理事長・校長の取材で訪れたとき、校内予備校を拝見することができた。

☆すると、そこに広がる光景は、受験勉強=モチベーション=自己変容という人材育成の学びの場が広がっているではないか。

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☆しかもチューターは、卒業生。昨年まで、先輩と呼んでいたOGがきめ細かく面談している。

☆そして、驚いたことに、その対話の方法は、アドバイス手法ではなく、どちらかというとコーチングかファシリテータ風なのである。

☆もちろん予備校の講師の講義もある。しかし、そのあとはピアカウンセリングや探究活動、自己マスタリーとしてのトレーニングなどなどが広がっている。

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☆それに、空間は、一つのフロアすべてが校内予備校だから、教室というスペースで自習する生徒。廊下で自習する生徒様々で、海外の高校生のようなスタイルなのである。

☆これらの条件はどのようにしてできたのか?それはキャリアガイダンスというアクティブラーニングベースのコミュニケーションが徹底されているし、英語教育も同様であり、留学も盛んな学校だからだろう。

☆校内予備校は、学校と予備校の完全な統合システムになっていて、東京女子学園の予備校なのである。

☆それには、予備校が学校のサポーター、ファシリテーター的な役割を演じることができる人材リソースが必要だ。東京女子学園はそういう人材と出会えたのである。

☆もちろん、理事長・校長の實吉先生の人柄が磁石のようにひきつけたのである。オンラインかサテラインかは、その次の問題で、まず人材育成ができるファシリテーターとしての予備校の人材がポイントだということだろう。

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