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大学入試2019年からいよいよ変わるか

☆毎日新聞 8月22日(金)20時59分配信によると、

大学入試改革を議論している文部科学相の諮問機関「中央教育審議会」(中教審)の高大接続特別部会が22日開かれ、文科省は高校生の基礎学力を把握するために新たに創設する「達成度テスト・基礎レベル(仮称)」を2019年度から実施する案を示した。同テストは高校2年から受けられることを想定しており、現在の小学6年生からが対象になる。

☆一方、「達成度テスト・発展レベル(仮称)」については、2021年度から予定しているというが、教科の枠にとらわれない「合科目型」「総合型」で活用力を重視するという。

☆安西部会長は

「両テストを一体的に活用することで受験生の学力保証が担保できる」とし、各大学の個別入試については、現行のような教科型試験は廃止し、面接や討論など「人物重視」に転換する案を示した。

☆という。「達成度テスト・基礎レベル」は、米国のSATモデル、「達成度テスト・発展レベル」は欧米の大学の選抜方法をモデルにしていると言われている。

☆日本の大学がグローバール大学にシフトしようとしているのであるから、大学の選抜方法も世界標準というのは、教育界以外の動向でもあり、避けられないだろう。

☆それにすでに2005年から、医学教育においては、4年から5年の臨床段階に移行するとき、2つのテストを行っている。1つは医学の専門知識についてコンピュータベースドテスト(CBT)。

☆もう1つは、「OSCE(オスキー、Objective Structured Clinical Examination)。客観的臨床能力試験で、医学部のOSCEは医療面接、胸部診察、呼吸音聴診、神経診察、救急、頭頚部診察、バイタルサイン等、歯学部のOSCEは、医療面接、口腔内診査、診断、テンポラリー・クラウンの作成、バイタルサイン等、薬学部のOSCEは患者・来局者接遇、各種薬剤の調製、無菌操作等が課題として出され(Wikipediaから)」ている。

☆知識テストと学びの体験テストとでも言おうか。大学入試改革の先行モデルが、日本国内にすでにある。

☆実施回数や実施方法については、今後も大いに議論されるだろうが、基礎知識と学びの体験値及びそれを通してどんなことを考えらえるのかについて評価できるように、大学入試もシフトすることは避けられまい。

☆グローバルな人材というのは、別側面から言えば、クリエイティブな人材である。超国家化、越境化、個人化という動きは、国家間のマクロの話だけではなく、むしろ市場というミクロのレベルの話であり、生活そのものである。

☆このレベルでは、専門領域にこだわっているとおかしなことになる。グローバル人材は、マクロとミクロの境界線も超えて、個人に幸せをつなぐクリエイターでもあるのだ。激動激変の時代において、全球/全人の教育を構築することが急務である。

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