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国立大から教員養成系・人文社会科学系は消える???

☆なんということだ!こんな記事を紹介して頂いた。

国立大から教員養成系・人文社会科学系は追い出されるかもしれない」

☆8月4日、国立大学法人評価委員会が、「国立大学法人の組織及び業務全般の見直しに関する視点」について(案)という文書で、こんなことを語っているというのだ。

「ミッションの再定義」を踏まえた速やかな組織改革が必要ではないか。特に教員養成系学部・大学院、人文社会科学系学部・大学院については、18歳人口の減少や人材需要、教育研究水準の確保、国立大学としての役割等を踏まえた組織見直し計画を策定し、組織の廃止や社会的要請の高い分野への転換に積極的に取り組むべきではないか。

☆国大協とはえらい違いだ。どのみち、人文系や社会科学系も、データサイエンスを無視できないから、リサーチ体系を変えて、文系という分け方をしなければよいだけ。完全に なくなるわけではないだろう。

☆それに、中高で、入試のためのつまらない問題演習の時間はもったいない。むしろ、その時間に徹底的に従来型の文系的な見識を学んだ方がよい。

☆つまり、リベラルアーツを高校で、そして大学では学際的専門協働リサーチを中心にすればよいのでは。

☆私大文系重視というイメージの代ゼミの大転換は、今回の国立大学法人評価委員会の提言が前提になっていたのかもしれない。

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