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21世紀型学力観の旗手海城教頭中田先生(2)

☆21世紀型学力観の旗手中田大成先生が「知識獲得型から課題設定・解決型へ」というパラダイムシフトを説く時、それはIBのディプロマ(DP)レベルを想定している。

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(Kawaijyuku Guideline 2014.9「新しい学力観や、高校・大学の教育内容、大学入学者選抜の評価方法などを国民も考え、意識を共有することが重要」という中田先生のインタビュー記事に掲載)

☆IBのDPというのは、世界標準でいうとどういうレベルなのか。中田先生は、ブルームのタキソノミーをものさしとして参照する。写真は、ブルーム型となっていてブルーム自身のものではない。バリエーションがいっぱいあるからブルーム型となっているのだが、それはともかく、このタキソノミーというものさしでいうと、日本の学習指導要領や20世紀型学力観では、メタ認知と自己決定としての評価のレベルが行われてこなかったことがわかる。

☆英国のAレベルやIBのDP、米国のAP、CEFR、PISA、フィンランド教育、エンパワーメント評価などなど、基本はこのタキソノミーを参照し、アレンジし発展させている。当然、このようなレベル分けが行われるわけだから、ヴィゴツキーの「最近接発達領域」も内包されている。

☆ブルームもヴィゴツキーも認知心理学的発想で作成しているから、結局ピアジェやデューイに、つまりなんとJ.J.ルソーにさかのぼる。もっといえば、ソクラテスだ。

☆だから、ブルームとかヴィゴツキーをきちんと研究している基礎に立っているメンバーが、IB機構やAレベル、APのアソシエーション、OECD、フィンランド教育省にはいるのである。

☆それを、ブルームとかヴィゴツキーなんて古いジャンという方もいるが、教育をわかっていない人の言うことである。

☆中田先生は、そういう方々がいる受験業界、教育業界の中で、丁寧にディスカッションしてきて、ここに到っている。頭が下がる。

☆さて、グローバル人材育成のために、IBが話題になっているわけだが、小林氏や高宮氏の話をみていると、やはり当然ブルーム型タキソノミーのメタ認知レベル、自己決定としての評価レベルの学力観を語っている。

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