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IB型思考の効用(2)JGの国語の問題があっさり。

☆2014年今春の女子学院の国語の問題のうち一番目の随筆の最終問題は、文章を読まなくてもできてしまう。

Jg

☆4000字程度の随筆を丁寧に読んで、考えるというのが中学受験の王道だろうから、こうやって解けばよいとススメルものではないという点は断っておく。

☆ただ、この4000字といっても、半分過ぎたところで「中略」となる。実は、ダ・ヴィンチの話と映画の話と橋の話と人間の顔の話・・・と4つのエピソードが並んでいる。

☆テーマは1つで、あとは変奏曲に過ぎない。だから「中略」でも文章の論理の整合性を保てる。

☆IB型思考力は、そういう文章の構造を問う力、つまり木も見て森も見る力が身につくから、一つ目のダ・ヴィンチのエピソードで森全体が見えてしまう。

☆芸術的な才能豊かなダ・ヴィンチが、人間にとって幸せなスピードは乗馬のスピードであるというのは、時代にとらわれていたのではなく、むしろ未来を想像できたからだと。乗馬以上のスピードが人間を効率と消費と科学の奴隷にしてしまうよという気づきのお話。

☆この段階で、はやくもアが正解ということになるが、念のため検証したほうがよいだろうから、選択肢を読み続けると、「操作性の働き」の程度がア以外は、非常に強い。

☆「とらえられるようにする」とか「導く」とか「解放」するとか。操作性が強いということは奴隷化される危険性をダ・ヴィンチなら想像しただろう。つまりダ・ヴィンチのその気づきが重要なのだと。

☆そういうわけで、やはりアが正解だろう。20世紀型の解き方でも、この操作性の程度が強すぎる選択肢は疑ってかかれという選択肢問題のテクニックがあるから、結果的に同じことなのだが、操作性の程度のみに注視するのが、20世紀型テクニック。

☆21世紀型であるIB型思考は、その背景を見通せる。いずれにしても20世紀型解法と21世紀型解法=IB型思考の体験をしておくと、本番入試で壁にぶち当たったときに役に立つ。20世紀型と21世紀型の思考方法は論理部分ではまったく一致しているからだ。ただ、その次元が違うだけ。

IB型思考の話を10月12日(日)に聞き、聖学院、かえつ有明、工学院、聖徳学園などの学校説明会併設の「IB型思考の体験」のための対策講座に参加してみよう。未来が拓くと思う

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