三田国際 ソフトパワー充実へ
☆教育改革とは、制度改革、ハードパワーの充実、授業や教育活動のソフトパワーの充実が伴う。しかし、多くの学校の教育改革は、名称変更、共学化、新コース開設や新イベントの開催などの制度改革、校舎の建築や学習道具の整備などで終わり、肝心の教師の資質向上とスキルアップ、つまり授業や教育活動のソフトパワーができていない。そのような学校は一時的に人気はでるが、馬脚をあらわして失速する。
☆ところが、三田国際は、スーパーイングリッシュコース、スーパーサイエンスコース、本科コースという教育制度改革を行い、校舎のリフォームや議論や対話をアフォーダンス手法でサポートする学習道具を整備し、それらを授業で生かし切る教師の資質向上とスキルアップの研修を行い、ソフトパワーの充実まで精密な改革を断行している。
☆教育のソフトパワーは、やはり人材の力そのものだが、教師のみならず外部の人材の力もプロデュースできるかどうかも重要だ。
☆その外部の人材力の1つに留学生の存在は大きい。7月そして今月とドイツからの留学生を受け入れているが、その教育の効果は、留学生にとっても在校生にとっても有益である。ソフトパワーの充実の証の1つである。
☆それにしても、留学生にとっても在校生にとっても、新鮮な環境がある。日本文化に関しては、留学生は未経験の新発見があるし、それを発見して喜んでいる姿に、在校生はふだんは当たり前になっていることやものに、日本文化の魅力を再発見する。
☆今回もそういうシーンがたくさんあったという。ところが、三田国際の相互通行型の授業は、留学生や在校生にとっても21世紀型の新しいスタイルの授業で、非常に新鮮で感動を生んでいるようだ。
☆三田国際の教師はドイツなど海外からの留学生も受け入れるが、未来からの留学生である在校生にも同様の質の受け入れ方をしている。
☆詳しくは、21会サイトで紹介しているので、ご覧いただけたら幸いである。
| 固定リンク
「21会校」カテゴリの記事
- 富士見丘 最良の女子校<03>受験知ではなく探究知へ(2017.03.01)
- 進撃の21会【01】 UCLと21会校の対話はじまる グローバル維新2089に向けて(2015.03.26)
- 第18回 21会定例会 議論 about 2015年21会ビジョン(2014.12.05)
- 聖徳学園 「ジグソー法×ICT」授業(2014.11.07)
- 工学院 脱フレームイノベーション(2014.11.06)
最近のコメント