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大妻中野はなぜ強いのか (3)

☆21世紀型教育の特徴として、ICTの活用とアクティブラーニングがある。しかし、現状の学習指導要領は20世紀型発想。だから、20世紀型教育をふりかえるとふと心配になる。ICTとアクティブラーニングをやっていると、時間が不足してカリキュラムが終わらないのではないか。

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☆宮澤校長の直属のチーム企画室のメンバーの牛込先生は、中1の地理の通常授業に、高村先生の総合学習で行った水平思考(図)/垂直思考(地)といわゆる垂直思考(図)/水平思考(地)の両方を50分の授業の中でやってのけた。

☆校長自身は、合唱部の金賞を導くにあたって、夜も寝ないであれこれ考え、土日も合唱部といっしょに練習した21世紀型教育の実践を自らしているがゆえに、期待する人材牛込先生に、あえてクエスチョンゼロをしかける。

「カリキュラムのデザインで時間は大切。知識は知識できちんと覚える時間は不足しないの?」と。

☆牛込先生は、その不安はもっともであるといったん共感しながら、その不安を払しょくする説明をした。

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「時間通り知識を教え終えても生徒に知識が定着するかどうかは、すでにそううまくいかないことは体験済みです。だから、新しい単元が始まるたびに、考え方や学び方を体得できる今回のような授業の時間をとることは大切です。というのも、結果的に生徒は、ただ知識を憶える作業より、考え方や学び方を体得すると、その体得の過程で知識が雪だるま式に増えていく感覚をもつでしょう」と。

☆宮澤校長は、生徒を見守るときと同じように目を輝かせた。

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☆高い目標に向かっていっしょに走ってゆき、一方で目の前の生徒や教師の小さな心の声に俊敏に目配り・気配りし、瞬間的に解決する意思決定力をふるう校長。改めて、リーダーシップの質に心打たれた。

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