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大妻中野はなぜ強いのか

☆大妻中野の授業を取材する機会を得た。8階建ての気品のあるファサードの正面玄関に足を踏み入れたとたん、そこには茶室が広がるような空間が現れた。

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☆この段階ではやくも大妻中野の教育のコンセプチュアルな強さを感じないわけにはいかなかった。正面玄関に近づくや、8階のファサードを見上げて、視線は天につながる。

☆そして、次の瞬間、茶室の躙り口よろしく、水平な視線が奥行きにつながる。垂直と水平の五感を作動させる空間のアフォーダンスは、21世紀型教育の学びの空間の特色だ。

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☆8階に上ると、小さなスペースから東京シティーを展望できる。つまりここではパースペクティブという視野が広がる。このスペースは生徒も大好きで、休み時間に集まってくるという。

☆21世紀型教育の特色は、リサーチし、議論し、論文編集をして、プレゼンするというアクティブラーニングが基本であり、授業の取材では、ほとんどがこのアクティブラーニングの手法で行われていた。

☆このアクティブラーニングは、垂直という発達の上昇気流を生み出し、同時に信頼、寛容という水平関係を創り出す。大妻中野の空間のアフォーダンス性は、このアクティブラーニングの着想を空間によってサポートするようになっている。

☆さらに、21世紀型教育の授業は、アクションパースペクティブという、学校の外に学びの連携をする着想が必要だ。パースペクティブを広げる空間が学校にあるというのは、それゆえ極めて重要である。

☆このアクティブラーニングとエクスパンシブラーニング(拡張学習)の両方を大妻中野は空間とプログラムにおいて実践している。

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☆この21世紀型学びを基盤として、ICTとC1英語も実践している。最強の学習環境である。

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☆その象徴的な学びの出来事が中学部合唱部の合唱コンクールの金賞受賞だ。

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☆宮澤雅子校長は、芸大で声楽を学んだほどの超一流音楽家。最高のロールモデルが生徒の合唱のスキルを上昇発達させる。

☆同時にガラス細工のような中学生の思春期の心を、こわさないように、宮澤校長は、夜も寝ないで、タフな心にいかに変えていくか思いやる。

☆その心が中学生に通じて、そこに信頼関係という結束の紐がガラスの心を包み込む強いスーツを織り成していく。この信頼という水平関係。

☆垂直の志向性と水平の信頼性、そして中高を超えたプロの広く多角的な視野。この3Dの座標系が、すべての授業に広がっているのだ。

☆この教育の座標系が、校舎空間とプログラムと教師と生徒の心的空間に一貫して展開し、大きくなっていく。ここに大妻中野が強くなる奥義がある。

☆取材した授業の具体的な記事はいずれ創るが、今日の感動を忘れないためにメモを記した次第である。

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