富士見丘 文化祭“Soleil”で起きていることは世界に広がっている
☆科学部の高1Aさんは、理科が大好きないわゆる「リケジョ」。パーマンが実際になるのは、アトムがASHIMOになった以上の驚きだと、クローンに興味をもたっという。
☆そこで、年間通じての自主探究「5×2」では、動物のクローンのタネのようなものをつくる研究をして、科学部では植物のクローンの研究をしている。
☆実際に大学の研究室にいかなければ、無菌状態が作れないから難しいが、学校の実験室で創意工夫をして、ピーマンについては、クローンのタネ(専門用語でなんとかと教えてくれたが、筆者の情報不足で思い出せない)成功したという。その写真をみせてくれた。
☆将来は大学でもこの研究を続けるのだという。科学の研究者になれば、当然海外の研究者とも協働することになるから英語は勉強するが、まずは日本の大学で基礎研究して、大学院などでは海外に行くことになるかもしれないと展望を語ってくれた。
☆美術部では、部員に帰国生というより日本語が話せる外国の生徒が在籍しているようだった。ふだんは日本語を話しているが、家族がやってきたとき、「音」というテーマの美術作品のギャラリーについて、説明していた言語は母国語だった。英語でなかったような・・・。
☆富士見丘といえば、留学や国際交流、海外大学進学に力を入れていることが、注目を浴び始めているが、文化祭で出会った光景は、グローバルとかダイバーシティが日常の風景だったというのが実感。
☆メインアリーナのオープニングセレモニーで、書道パフォーマンスがあったが、この日本文化のパフォーマンスで流れた曲は、ロックバージョンの“Let it go!”だった。しかも英語で。
☆癒しの歌声に誘われて訪れた聴衆でいっぱいになったのは合唱部。今までしっとり正統派のコーラスを歌っていたと思ったら、突然、「ありのままで~」を歌って踊りだした。こちらは松たか子バージョン。
☆王子様がでてこないディズニーの女王の成長物語を熱唱してダンスパフォーマンスをみせる富士見丘学園。たのしく学んでグローバルな世界に旅立つのだろう。
☆11/2(日)にニューヨーク、シンガポール、ロンドン、香港の各会場で実施される海外特別入試・編入学試験の願書受付が始まったが、応募者が昨年に比べ3倍になっているという。
☆帰国生のグローバルな体験を受け入れられる学校は、まだまだ少ない。そんな中で、日常の学園生活がすでに、グローバルそしてダイバーシティな富士見丘。海外のネットワークにその情報が流れる速さは、国内よりも速いようだ。
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