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2015年中学入試話題校【05】武蔵

☆いわゆる男子御三家の中で、昨年以来メディアで話題になることが多くなったのは武蔵。「英語で教える科学」をテーマとし、米テンプル大学日本校の協力を得て、研究(リサーチ)、小論文(エッセー)、討論(ディベート)中心の授業を実施する「ムサシ・テンプルREDプログラム」の話題から始まり、今年は同校が属している武蔵大学が始める「ロンドン大学パラレル・ディグリープログラム」で大きな話題になった。

Muasshi

首都圏模試センター「統一模試・志望校別度数分布表」から作成した総数の推移や受講生の平均偏差値を見ると、9月は話題性で武蔵を考えていた受験生も、骨太のグローバル教育についていけるかどうか考え直したのだろう。

☆いったん、志望者数は、9月から10月にかけて減少するが、11月には再び増加。人数が増えているにもかかわらず、平均偏差値も高くなっているから、偏差値70前後の層が、開成や麻布から武蔵にシフトしている可能性もある。実際偏差値66以上の志望者数が増えている。

☆武蔵のサイトを見ると、開成や麻布に比べ、明快にかつ詳細な海外大学進学準備の情報を公開している。

☆今まで、武蔵中高にとって、5年に1人武蔵大学に進学するかどうかという位置づけだったが、今回のロンドン大学パラレル・ディグリープログラムの説明会には、武蔵中高の在校生保護者対象にも行われる。

☆ここで、明らかになるのは、武蔵大学の新しいプログラムにチャンレンジしてみてはという勧誘より、もっと重要な情報が提供されるということだろう。

☆それは、もともと武蔵中高は、探究学習がすべてで、昨今話題になっているアクティブラーニングは通常の授業で行ってきた。したがって、ここにきて文科省も大学入試改革一体型の学習指導要領改定に入るが、ようやく武蔵の学びに追いついてきたということが再確認されるだろう。

☆そして、知識偏重型大学受験勉強ではなく、リベラルアーツとしての大学入学準備教育を今まで通り行っていくという宣言がなされるだろう。

☆今回の武蔵グループのグローバル教育の動きと国の教育改革の動きは、武蔵の教育の魅力を世に再確認させる突破口になるだろう。

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