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3ヶ月連続アクセス1位の記事 2015中学受験生のために【059】 三田国際学園の競合校

☆8月以降、月間アクセスランキング1位の記事は、「2015中学受験生のために【059】 三田国際学園の競合校」

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(10月12日第3回21会カンファレンスで語る三田国際学園長大橋先生)

☆5位(4月)→3位(5月)→2位(6月)→3位(7月)→1位(8月)→1位(9月)→1位(10月)と、上位をキープし続けながら、8月以降は連続1位なのである。

☆4月にこの記事を書いた時には、田園都市沿線の私学の教育イノベーションが低迷しているから、三田国際が進撃するだろうというトーンで書いていた。

☆今や三田国際の進撃は間違いないが、4月のときと違って三田国際近隣の田園都市線、大井町線エリアの私学が活気を帯びてきている。

☆特に洗足は情報収集力と俊敏な対応力と水平思考を持っている優秀な広報部長がいるから、21世紀型教育の比較優位は洗足にあるというストーリーをきっちりアピールしている。それゆえ、来春も生徒獲得戦略は成功する勢いになっている。

☆森村、都市大等々力も2月1日の試験は昨年を超えるのではないか、他の入試日は、今後の流れでいかようにも変わるだろう。

☆サレジオ学院と中央大学附属横浜も快走している。

☆結局、三田国際のハイレベル英語教育、オールイングリッシュ授業、アクティブラーニング、ICT教育の充実という比較ポイントが明確になったから、洗足のようにその明確な比較項目でぐっと対抗しやすくなるし、サレジオや中央大学附属横浜のように、まったく異なる20世紀型教育の精度をあげることを明快に宣言することによって、まだまだ多い20世紀型発想の受検者・保護者の心をひきつけることができる。

☆まったくWin-Winの関係をつくる契機を三田国際は創出したのである。さすがは大橋学園長!新市場メイカーである。

☆ところが、世田谷学園のようにグローバル教育と大学進学教育のどちらなのか迷いを感じさせる学校は、受験生のハートを強烈につかむことはないがゆえに、若干応募者は減る可能性がでてきた。もちろん、高い合格実績を誇っているから、当局は隔年現象なだけであるという認識でいるだろう。

☆森村、都市大等々力も、一見すると世田谷学園と似た構造であるが。21世紀型教育のベースがあり、どちらにするか迷っているわけではなく、過渡期であることをアピールすることで、20世紀型教育志向の受験生・保護者、21世紀型教育志向の受験生・保護者の両方を獲得できるだろう。

☆実に興味深いのは、玉川聖学院である。20世紀型教育でも21世紀型教育でもなく、その両方を超越する境地に立っている学校の特徴が、受験生・保護者の心をひきつけている。

☆トレンドによって学校選択をするのではなく、人間の本質的な部分を大切にするかどうかで選択判断をする賢明な受験生・保護者に人気があるのだと思う。

☆実は、三田国際も“Soul”をシェアする本質的教育を実践しているため、この本物教育を求める視点も明快になり、隣人同士シナジー効果が生まれているのだと思う。

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