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三田国際インパクト(4)クリエイティブ・スペース

☆三田国際学園が推進している21世紀型教育における学びで大切なのは、プログラムが重要なのはもちらんなのだが、実は学びの空間がクリエイティブであるとプログラムとシナジー効果が生まれる。

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(学校のちょっとしたスペースには、事務局の方々がシーズンに合うように工夫したフラワーアレンジメントがそっと置かれている)

☆認知心理学のアフォーダンスという作用が、無意識の才能を喚起するからだ。もちろん、授業におけるプログラムや問答される言語空間が影響するのは言うまでもない。

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☆中庭の樹木も、世界を切り取る枠組みになったり、今回のような時雨の時には、雨よけとして身を守ってくれる存在者の一面も見せる。

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☆教室内外に机の空間がある。机や椅子は物質で、空間を埋めてしまっているように見えるが、それはむしろ生徒の言動の動きを連想させる対話のスペースである。対話はクリエイティビティを促すから、絶大なるクリエイティブ・スペースなのである。

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☆そして、校舎内は、生徒の作品であふれギャラリーさながら。まさにクリエイティビティのプロダクトが、生徒たちに多様なアプローチの対話を生み出す。

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☆自然、作品の空間と電子黒板、プロジェクター、iPadの空間は、リアルスペースとサイバースペースの両方の違いと共通点を生徒に明快に意識させることになるが、これは決定的に重要である。

☆もし、道具的理性の視点で眺めれば、両スペースは結びつくことはないが、21世紀型教育を推進している三田国際学園の場合は、二項対立をコミュニケーション合理性によって統合する。

☆実はデジタルネイティブとって、リアルスペースとサイバースペースはイマジネーションという脳内活動によって統合される。まさにこの統合のロジックとデザインこそ21世紀型思考力であり、内発的インセンティブである。

☆この統合が、言葉をジョブスのように≪Simple yet Powaerful≫に変換するのである。≪GEB≫のコードとなるのである。

☆この≪GEB≫のコードこそ才能を開くキーなのであるが、このことに気づいている学校は、かなり少ない。三田国際を訪れた生徒は、この秘密のカギを直感的に見出したに違いない。







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