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三田国際インパクト(2)自分を変えられる高校

☆三田国際高等学校のリピーターである受験生には、体験講座として、国語と英語、生物の授業が開設された。

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(白衣を装着して、DNAの抽出実験に取り組む受験生)

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(外国人教師とともに、オールイングリッシュの授業に挑む受験生)

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(iPadと電子黒板が連動している環境で、ヴィットゲンシュタインの言語哲学に挑む受験生)

☆高校受験生は、すでにデジタルネイティブ世代。一方今の公立中学は、東大学歴ピラミッド社会で進路を考える20世紀型社会。この社会構造的なジレンマを敏感に無意識なのかもしれないが感じている受験生がいる。

☆そんな彼らは、スオホを片手に高校の情報をゲットするし、ラインで情報交換する。ニュースもSNSの世界でどんどん収集できる。

☆公立中学の古色蒼然とした東大学歴ピラミッド社会。しかし、グローバルでソフトパワー中心の世界は、そんな社会を圧倒している。あらゆる領域や業界で、ダイレクトに超国家化、超越境化して、マクロな政治経済だけではなく、ミクロな政治経済社会で大成功を収める若い世代に憧れる。

☆今、本当に社会で起きていることは、マクロ政治経済社会では、東大学歴ピラミッド社会では、歯が立たないグローバル格差社会。そこで成功するには、海外の大学に進む以外にない。

☆そんなことを思っていた時、三田国際高等学校の存在をSNSで知る。行ってみたら、そこにはグローバル格差社会でサバイブできるビジョンと実際にサバイブスキルをトレーニングできる授業があるじゃないか。驚愕で振るえただろう。

☆デジタルネイティブには当たり前の、電子黒板とタブレット、そして役に立つ英語があった。

☆また、一方で、ミクロ政治経済社会で成功するには、クリエイティビティというソフトパワーがものをいう。ジョブスのように学歴なんてそこでは関係ない。発想をトレーニングするにはアクティブラーニングが一番であるが、それがすべての授業で行われているのを知った。見つけたと歓喜したに違いない。

☆しかも、そのすべてのクリエイティビティはサイエンスとしての思考、つまりリベラルアーツが必要だ。リベラルアーツがなんであるか、受験生にはロジカルにはわからない。しかし、弁証法だ、ハーバーマスだ、ヴィットゲンシュタインだ、コスモスだ、諸関係の関数化だとかいう内容をわかりやすく体験しながら学んでいける授業に、知識だけ憶えていく授業とは違うsomething!がピンときたはずだ。

☆とにかく、何かが違う。ということは、東大学歴ピラミッド社会の中で、すでに予定調和的に決まっている自分の進路も人生も別次元で変えられる可能性が、三田国際高等学校にはあるのではないか。訪れれば訪れるほど体感し、確信に変わっていく。受験生はそんな実感を抱いているに違いない。それは、授業に立ち臨む姿勢や言動、フロー状態(没入状態)に顕れている。

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