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2015年中学入試直前志向性(1)

☆前回12月の「ホンマノオト/アクセス/ランキングベスト110」を掲載した。110個の記事というのは、当ブログの記事数の2.5%に相当する。21会のマーケティングでは、1962年に米・スタンフォード大学の社会学者、エベレット・M・ロジャース教授(Everett M. Rogers)が提唱した「イノベーター理論」やその理論をベースにしたコンサルタントのジェフリー・ムーアの「ライフサイクルイノベーション」(2006年邦訳出版)という市場進化論を念頭において、21世紀型教育市場を創出する活動をしてきた。

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☆この市場進化論のカテゴリーは5つ。

1.イノベーター(Innovators:革新者): 冒険心をもっていて、イノベーティブなものを進んで採用する人。市場全体の2.5%。
2.アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者):情報収集を自ら行い、トレンドをつかみ、判断する人。他の消費層への影響力が大きく、オピニオンリーダー的役割を果たす。市場全体の13.5%。
3.アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者):平均より早くイノベーティブなものを取り入れるが、慎重派でもある。市場全体の34.0%。
4.レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者):保守的で、懐疑的な人。周囲の大多数が試している場面を見てから動き出す役割を果たす。市場全体の34.0%。
5.ラガード(Laggards:遅滞者):トレンドや世の中の動きに関心が薄い伝統主義者。市場全体の16.0%。

☆ムーアは、イノベーターとアーリーアダプターを抱えるだけでは、市場は大きくならず、アーリーマジョリティに飛ぶ必要があると、しかし、そこには、キャズムという溝があることを発見した。

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☆ただし、2011年秋に21会が立ちあがった段階では、いきなりイノベーティブ市場にとぶには、自分たち自身の学校もまだレイトマジョリティがいるから、いきなりは改革できず、アーリーマジョリティのみならず、レイトマジョリティに安心してもらう戦略を立てざるをえなかった。

☆これはある意味、キャズムの存在に覆いをして進む妥協戦術だった。

☆それが、ここにきて、文科省も大学入試改革一体型グローバル学習指導要領再構築に思い切り踏み出したこともあって、もう一度アーリーマジョリティ―をターゲットととして集中できるトレンドがやってきた。つまり、キャズムを飛び越えることができる流れが登場してきた。

☆もちろん、レイトマジョリティにも心配りをするが、この層は、今度は世の中の動きに遅れてはならないという不安が出てくるから、アーリーマジョリティが動き始めれば、その流れをフォローするから、その段階で不安は解消される。

☆そういう意味で、まずはアーリーアダプターが察知しているイノベーターの志向性を確認することが重要で、ちょうど12月に誕生した第3次安倍政権の大学入試一体型の教育改革路線強化を見据えたイノベーターの意識を確認するのが、タイミングとしてはよいだろうと判断した。

☆結果的に、2015年中学入試直前の時期とも重なったので、12月の本ブログのアクセスランキング110位までの記事で分析することにした。

☆110個のうちほとんどが個別的に学校を紹介した記事だが、その中に、教育改革関連の記事が15個ある。これは14%だから、新しいトレンドに興味と関心が高いと考えてよい。13%を超えると、そこにエネルギーが生まれるというのは、たぶんマーケッティングの勘にすぎないが。

☆とにも、そのうち3分の2は、ランキング50位以内だから、やはり本ブログにアクセスする方は、イノベーティブな志向性が高いと推察できるのではないか。

☆そして、本ブログの筆者である私は、幸いにも首都圏模試センターの「統一合判」の父母会でも話す機会を得、その体験の中で実感としては首都圏模試センターを利用している家庭層は、イノベーティブでアーリーアダプターであると感じている。

☆しかも首都圏模試センターの受験生の数は、受験生の30%前後はシェアしているから、「イノベーター理論」のアーリーアダプターの層までを包括していると予想できる。

☆実際、同センターは、21会よりは広く普遍的な意味で21世紀型教育やグローバル教育、リベラルアーツ教育、グローバルアスリート教育を行っている学校をリサーチしていて、そのレポートをサイトでガンガンアップしているから、その方向性に共鳴共感している受験家族が多いと推察できる

☆上記表の大学入試改革一体型のグローバル学習指導要領改訂トレンドに関連した記事は、以下をクリックしてもらえれば、飛ぶことができるので、参照していただければ幸いである。

・2014年12月7日首都圏模試父母会の資料として
・神奈川エリアの中学入試動向 女子受験校
・第18回 21会定例会 議論 about 2015年21会ビジョン
・速報!2015年入試はやくも波乱!
・カーッ!変わるゥ~気配。
・希望の私学 未来からの留学生の宇宙船
・神奈川エリアの中学入試動向 男子受験校 
・未来の中学受験生の親の意識
・なぜ日本の教育は混迷するのか?し続けるのか?
・アクティブラーニングの必要な社会的背景 本田由紀氏と首都圏模試をヒントに
・ついに始まった!武蔵大に進んで、ロンドン大学の学位取得!
・グローバルラーニングのホント
・改定学習指導要領が革命を起こすパラドクス♪
・札幌開成中等教育学校「国際バカロレア」学習スタイル導入
・新しい中学入試マーケット2015年学校選択のために

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