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2015年中学入試話題校【31】工学院 進撃の法則。

今年7月23日、工学院は来春からグローバル時代における大学入試改革のみならず、未来の新しい仕事に対応できる進路指導に見据えて、大きく行うカリキュラムイノベーションのプランについてメディアリリースした。

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9月~12月の首都圏模試の統一合判の志望者度数分布データから

☆中1から順次、ハイブリッドインタークラスを創設し、国際バカロレア水準の教育を目指すと発表。また、今後国内大学もグローバル化していくため、それに対応すべく、すべてのクラスの授業にPIL(ピアインストラクション:教え合い授業)とPBL(プロジェクト型学習:学び合い学習)、そして電子黒板やタブレットなどのICTを活用した授業を導入する準備をしていることを発表した。

☆受験市場は、この動きに俊敏に反応し、9月、10月の首都圏模試センター「統一合判」の志望者総数は大幅に増えた。

☆しかし、この時期大学入試改革の話題がいよいよどのメディアも取り上げると、急にあらゆる学校で、グローバル教育やアクティブラーニングの話題をするようになり、工学院でなくても他の学校でもという流れがでてきた。

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☆ところが、11月後半、いよいよ大学入試改革一体型のグローバル学習指導要領改訂の話題が浮上すると、今度は本物のグローバル教育とかアクティブうラーニングとは何か議論が沸き起こり、そう簡単ではないことに、市場は気づき始めた。

☆グローバル教育には、実はグローバルスタンダードである思考コードやルーブリックの評価システムを考案しなければならないし、何より教員研修が外部のみならず内製化できる体制をとらねばならないことにも気づいた。

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☆そんな折、工学院では、すでに思考コードを開発し、そのグローバルスタンダードに基づいて、シラバスを制作することを学校説明会で公開。さらに、それに基づき、具体的に、使える英語のみならず英語で考える授業が、」中1からも可能であることを示すために、外国人教師と米国の世界大学ランキング50位内の大学卒業教師(日本人)がデモンストレーションをして見せた。

☆また、アクティブラーニングの教員研修が内製化している動向もリリース。ついに公開授業までやってのけた

☆広報担当の教職員の熱い働きも功を奏して、再び志望者が増加しはじめたのが現在の工学院である。

☆三田国際やかえつ有明と同様、、≪グローバル×アクティブラーニング×ICT=IB型思考力=クリエイティブブレイン≫の方程式が成り立っている21世紀型教育推進校であるが、八王子エリアの多くの私立学校に共通している立地条件がそれほどよくない点を考えると、フンバッテイルといえる。

☆いやむしろ、さらに教育の質を向上させようと躍起となっている教職員の姿は、群を抜いている可能性がある。

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☆平方校長によると、来春になったらわかると思うが、またまた質向上のための秘策を用意している最中だから期待しておいてほしいということである。

☆彫刻家であり、高名な教育家であり、日本全国の私立学校のリーダーの1人でもある平方校長であるから、サプライズな戦略をデザインしていることは間違いないだろう。

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