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土曜授業の成果はあるともいえるしないともいえる?!

☆チューリップテレビ 12月17日(水)21時58分配信 によると、

(富山県)滑川市の小中学校で今年度行われている月1回の土曜授業について、小学生の3割が忙しくなったと答えていることが分かりました。  これは、17日開かれた県教育委員会の推進委員会で報告されたものです。今年度、県内では滑川市の小中学校と高岡西、高岡南、八尾の3つの高校で月1回、土曜日に正規の授業が行われています。

☆また教員からは、

教員の勤務状況では、およそ80パーセントが土曜授業によって負担が増えたと答えています。

☆そして県教委からは、

委員からは、学習面で効果が期待されるが、教員の負担を減らす対策が必要であるといった意見が出されていました。

☆ここにあるのは、富山県の話しだけれど、日本全国でもアンケートをとると同じような結果になるだろう。

☆しかも、ずっと同じ話が、週5日制になってから言われている。アンケート調査なんかしても同じ結果なのだから、税金の使い道がちがうんじゃないかと思う。

☆土曜日は、スポーツに音楽に美術に、読書に、探求に、プログラミングに、旅行に・・・本人の好きなことをやればよいだけなのに。

☆それも立派な学びのプロファイル。その成果を、ポートフォリオにして、文化祭などでプレゼンする機会を設ければよいし、そのような時間がなければ、ブログやYoutubeでアウトプットすればよいのではいだろうか。

☆そんなことは誰もが考えることだよと言われるだろう。だったら、それでよいではないかと思う。少なくとも、土曜授業やってネガティブになるぐらいなら。

☆ただ、土曜授業で、上記のようなリベラルアーツ的なことをやったら、アンケートの結果はどうなるだろう。

☆教員も、自分の好きな学びの活動を授業に転化するとはなたして「負担」という言葉がでてくるだろうか。しかも、教員は1コイン(500円)をもらってよいとしたらどうだろう。

☆そんなことしたら、お金を払えない子はどうするとかという問題が必ずでてくる。払える子だけでよいではないですか。払えない子は払わなくてもよいよと教師が意思決定すればよい。

☆法律上できないのであれば、法律を変えればよい。

☆大事なことは教育はお金でないという戯言を払しょくすべきなのだ。多額のお金が税金から注入されている。

☆血税から。教育は無償だなんてのは、ちょっと考えればおかしな話。見えないだけで、貨幣経済、市場経済のうえに成立しているのが、教育である。

☆その貨幣経済、市場経済の倫理性を問えるクリティカルシンキングを養うのが教育である。

☆それなのに、そこを無視する。だから教育は実用的でなくなってしまう。生きるということは、政治経済を担う一員として意思決定や判断力、そこで生きていける生産物を創出する技術を身につけること。

☆判断力や意思決定は道徳のカゴの中ではなく、政治経済社会で必要なのである。生産物を創出する技術は、何も生み出さない知識暗記作業の時間に費やされるから身につかない。

☆教師力を批判したり、負担だと嘆く教師を批判したり。なぜ、教師のみインセンティブの翼をもぎとられ、さらに批判されなければならないのか。

☆教師は、聖職者ではなく、政治経済市民のロールモデルなのではあるまいか。

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