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東京家政大附属女子中高の生きものたち

☆東京家政大学付属女子中学校・高等学校の絵ハガキをいただいた。

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☆広大なキャンパスの敷地は、もとは前田家の下屋敷だったという。立派な大名庭園だったのだろう。前田家の上屋敷は、東京大学の三四郎池のあるキャンパス。

☆開成は、佐竹の下屋敷の大名庭園の跡地で、今でも大きな庭石が残っている。麻布や中村、文京学院大学女子、東洋英和女子などは、今でも目の前には大名庭園そのものが保存されている。

☆どうやら、教育の土壌として大名庭園は重要な空間なのであろう。ここでは、かつて江戸時代、様々な行事もあったし、散策の景観の広がりでもあったし、このような小動物の棲み家でもあった。

☆里山同様、繊細な手入れをしなければならず、生態系のサイクルが存在している場でもあった。そして今でもその名残があるのだろう。

☆全地球的規模の自然の状況を見渡すことはできないが、普段の生活がこのような庭園に包まれていたなら、生命の循環を理解し、それを見守り、持続可能にする活動として何が必要か、存在の不思議を感じる世界観が育つだろう。

☆そして何より日本文化の拠点でもある。2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて大名庭園的おもてなしは大切かもしれない。

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